『昭和天皇独白録』の原本を高須院長が落札! [時事]
オークションに出品された昭和天皇の独白録を落札したのは、高須クリニック院長の高須克弥先生です!
落札した独白録を皇室に寄贈すると仰られております。
(o・ω・o)
さて、昭和天皇独白録は、昭和天皇陛下が戦前、戦中の出来事に関して1946年(昭和21年)に側近に対して語った談話をまとめた記録です。
一般には1990年に『文藝春秋』において公表されました。
現在は昭和天皇独白録の英語版が作成されGHQに渡っていたことが確認されたことから、独白録の作成目的が東京裁判対策であったことが伺われます。
東京裁判の時に昭和天皇陛下の戦争責任を訴追する連合国があったのですが、GHQなどが動いて、戦争犯罪人としての起訴から昭和天皇陛下を免除することが連合国で合意されたのです。
ただし、東京裁判の起訴状の提出は1946年4月29日(4月29日は昭和天皇の誕生日)に行われました。
そして、7人の絞首刑(死刑)判決を受けたものへの刑の執行は、12月23日午前0時1分30秒より行われ、同35分に終了した。この日は平成天皇の15歳の誕生日(現天皇誕生日)です。
皇室に常に敗戦を思い出させるような日を連合国は選びました。
(´・ω・`)
昭和史は学校の歴史の授業でも飛ばされがちですし、特に第二次世界大戦に至るの日本史は大学受験でもあまり出題されません・・・(´・ω・`)
天皇は日本に必要なのか?
それが問われた事件でもあるからです。
現在の日本の成り立ちに関係する時代ですので、知っておくべき教養だと思います。
(o・ω・o)
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