小学1年生の1割が発達障害? 注目される礼儀作法の教育 [時事]
各自治体の小学校に「1年生の中で発達障害と思われる子はどれくらいいますか?」と質問しましたところ、横浜市だと、児童全体の10・9%という回答が得られました。他の自治体でも、「10%以上」という回答が多かったそうです。
この調査からわかるのは、小学校入学前に多いところでは8%近くもの子が病院を受診して発達障害と診断されていること。さらに小学校の先生たちから見ると、もう少し多くいるということで、1割ぐらいの子に発達障害の特性が見られ、何らかの支援が必要と考えられているのです。
その多くは自閉スペクトラムの特性を持っているということです。
自閉スペクトラムとは、自分のやり方、関心、ペースを最優先させたがる傾向があり、仲良くなるための臨機応変な対人関係には興味がないか、苦手な人のことです。
そのままにしておくと、鬱や引きこもりなどになっていくかも知れません。
(´・ω・`)
私が考える自閉スペクトラムの子供への支援とは、人がその社会生活を円滑に営み、社会秩序を保つために用いる規範と実践となる礼儀作法の教育のことだと思います。
対人関係に苦労し始める前に、礼儀作法を教えるのです。
礼儀作法というのは「いざというとき恥をかかないためのもの」とする勘違いされている人も多いと思いますが、そもそも礼儀作法というのは、人が外界の事物とかかわるとき、それらに向かう敬意や愛情が、時、場所、場合に応じて言語的・非言語的に最適化して表出されたものが作法のことです。
人間の生き方そのものと言っていいでしょう。
(o・ω・o)
就活するときに慌てて、礼儀作法を学ぶのでは、遅いのです。
そんなのすぐに見破られてしまいますからね。
礼儀作法は子供の頃から身につけるべき、必須の教養だと思います。
(´・ω・`)
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