悲報、未完!『風雲児たち』 [小説]
みなもと太郎先生がお亡くなりになりました・・・(´・ω・`)
続きを楽しみにしていた、『風雲児たち 幕末編』は未完となってしまいました。
もともとは幕末の群像を五稜郭陥落まで単行本10巻程度の連載予定だった物語が、関ヶ原の戦いから始まる江戸時代300年の群像劇として、40年ちかく連載された長編です。
教育向けの歴史マンガから、歴史好きになった私が子供の頃から読み続けた作品でした。
子供の頃から、ずっと読み続けていますが、今でも大好きです。
歴史というのは、数々の選択肢から選ばれた結果の記録であって、なぜ幕末はあのような状況になったのか?
と、いうのは疑問に答えてくれます。
よく〇〇史観とかいって、太平洋戦争に至る日本人は歴史のどの時点で間違ったのか?
と、いう論争がよく起こりますが、みなもと太郎先生の史観としては、それは関ヶ原の戦いだ!
なんとも、広大な視野ですが、『風雲児たち』を読むと納得できます。
江戸時代というのは、日本の歴史の中でも非常に特異な260年間だったのです。
それをギャグを交えながら、物語が進んでいきます。
そして、納得できます。
太平洋戦争とは、起こるべくして起こった戦争なのだと!
もし、関ヶ原の戦いがなく、江戸幕府が徳川家による絶対王政にならず、諸侯たちが乱立する国だったなら、戦争は続いたでしょうが、太平洋戦争のような無条件降伏まで追い込まれるような、外交音痴にはならなかったと思います。
今も続く、日本を形作った江戸時代を面白く学べる名作です。
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続きを楽しみにしていた、『風雲児たち 幕末編』は未完となってしまいました。
もともとは幕末の群像を五稜郭陥落まで単行本10巻程度の連載予定だった物語が、関ヶ原の戦いから始まる江戸時代300年の群像劇として、40年ちかく連載された長編です。
教育向けの歴史マンガから、歴史好きになった私が子供の頃から読み続けた作品でした。
子供の頃から、ずっと読み続けていますが、今でも大好きです。
歴史というのは、数々の選択肢から選ばれた結果の記録であって、なぜ幕末はあのような状況になったのか?
と、いうのは疑問に答えてくれます。
よく〇〇史観とかいって、太平洋戦争に至る日本人は歴史のどの時点で間違ったのか?
と、いう論争がよく起こりますが、みなもと太郎先生の史観としては、それは関ヶ原の戦いだ!
なんとも、広大な視野ですが、『風雲児たち』を読むと納得できます。
江戸時代というのは、日本の歴史の中でも非常に特異な260年間だったのです。
それをギャグを交えながら、物語が進んでいきます。
そして、納得できます。
太平洋戦争とは、起こるべくして起こった戦争なのだと!
もし、関ヶ原の戦いがなく、江戸幕府が徳川家による絶対王政にならず、諸侯たちが乱立する国だったなら、戦争は続いたでしょうが、太平洋戦争のような無条件降伏まで追い込まれるような、外交音痴にはならなかったと思います。
今も続く、日本を形作った江戸時代を面白く学べる名作です。
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倉敷美観地区に行きました。 [岡山]
雨のお盆休み・・・(´・ω・`)
いや、西日本豪雨を思い出させるような、秋雨前線の季節外れの停滞による豪雨が続いておりますが、私は倉敷美観地区に観光に行きました。
倉敷美観地区は江戸幕府直轄領で、貿易の中心地であった雰囲気を残す観光地です。
雨の倉敷美観地区も趣がありますね。
晴れていたら、川舟流しが楽しめるのですが、残念です。
今回の目的の一つが久しぶりに大原美術館へ行くことです。
日本では先駆けて西洋絵画を収集しただけに、世界でも有数のコレクションを誇ります。
阿智神社にもお参りしてきました。
私はコロナワクチンの接種が終わりましたが、まだまだ感染は広がっており、むしろ三回目の接種があるかも、とかお医者さんから言われております。
マスクをし続ける生活は続きそうですね。
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いや、西日本豪雨を思い出させるような、秋雨前線の季節外れの停滞による豪雨が続いておりますが、私は倉敷美観地区に観光に行きました。
倉敷美観地区は江戸幕府直轄領で、貿易の中心地であった雰囲気を残す観光地です。
雨の倉敷美観地区も趣がありますね。
晴れていたら、川舟流しが楽しめるのですが、残念です。
今回の目的の一つが久しぶりに大原美術館へ行くことです。
日本では先駆けて西洋絵画を収集しただけに、世界でも有数のコレクションを誇ります。
阿智神社にもお参りしてきました。
私はコロナワクチンの接種が終わりましたが、まだまだ感染は広がっており、むしろ三回目の接種があるかも、とかお医者さんから言われております。
マスクをし続ける生活は続きそうですね。
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天然温泉 阿智の湯 ドーミーイン倉敷(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)
- 場所: 岡山県倉敷市阿知3-21-11
- 特色: サウナ付き天然温泉大浴場完備の新感覚ホテル。美観地区まで徒歩1分。朝食も人気。
浅田次郎先生著「兵諫」の感想 [小説]
「蒼穹の昴」シリーズ:第六部 「兵諫」を読み終えたので、感想を書こうと思います。
私は中国史や文化が好きですが、清朝末期から現代史までの時代はあまり好きではありません。
しかし、浅田次郎先生の描く「蒼穹の昴」シリーズは大好きです。
読後の感想からいえば、次の長編の舞台は整ったと感じました。
日本と中国の運命を変えた2つのクーデータ、二・二六事件と西安事件の軍事法廷をミステリー風に描かれます。
ご存じの通り、二・二六事件の結果は陸軍が権力を握り、軍部ファシズムの流れが加速していきます。
西安事件は、親日に傾きかけた中華民国を共同抗日と国共合作へと政策を決定させました。
日本のキーマンは石原莞爾、そして中国のキーマンは張学良です。
さて・・・(´・ω・`)
ここからは感想です。
この時代は欧米に白人以外は下等とみなされ人種差別されており、その反発として日本は過激派が明治維新を起こし、帝国主義的な政策を次々と実行し、中国を支配しようとしています。
これは、尊王攘夷思想の延長線上で、あくまで欧米と戦争して勝つ国にすることを目標にしています。
中国はというと、異民族の王朝であった清朝が滅び、その後の混乱の中で残った二つの勢力である中華民国と中国共産党の内戦が続きを中国共産党のいう長征が行われていて、彼らは転戦をしながらしぶとく戦い続けていました。
さて、石原莞爾としては日中戦争の準備が整ったと、彼の唱える世界最終戦論への地固めが終わったとされます。
そして、張学良がなぜ、西安事件を起こしたのか?
中国は東北4省である満州を含めた、清朝の版図こそ中国の領土だとする張学良と、遊牧民や周辺諸部族を含まない漢民族の王朝だった明朝の版図こそが中国の領土と考えた蔣介石の中国の範囲の差が、この事件の発端です。
張学良はその後、50年の監禁生活を送ります。
後世、中華人民共和国の建国の重大事件として語られますが、まさに清朝の版図をそのまま受け継ぎ、並ぶものない超大国として今、復活しようとしています。
日本はというと、人種差別が悪とされた現在、国際政治への興味も失い元の島国に戻ってしまいました・・・(´・ω・`)
浅田次郎先生が考える天命を示す「龍玉」は誰の元へといくのでしょうか?
私は中国の政治体制を変えたのは、史上ただ二人、秦の始皇帝と毛沢東と言われているので、てっきり毛沢東へと渡るのかと思ったのですが、どうも違うようですね。
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私は中国史や文化が好きですが、清朝末期から現代史までの時代はあまり好きではありません。
しかし、浅田次郎先生の描く「蒼穹の昴」シリーズは大好きです。
読後の感想からいえば、次の長編の舞台は整ったと感じました。
日本と中国の運命を変えた2つのクーデータ、二・二六事件と西安事件の軍事法廷をミステリー風に描かれます。
ご存じの通り、二・二六事件の結果は陸軍が権力を握り、軍部ファシズムの流れが加速していきます。
西安事件は、親日に傾きかけた中華民国を共同抗日と国共合作へと政策を決定させました。
日本のキーマンは石原莞爾、そして中国のキーマンは張学良です。
さて・・・(´・ω・`)
ここからは感想です。
この時代は欧米に白人以外は下等とみなされ人種差別されており、その反発として日本は過激派が明治維新を起こし、帝国主義的な政策を次々と実行し、中国を支配しようとしています。
これは、尊王攘夷思想の延長線上で、あくまで欧米と戦争して勝つ国にすることを目標にしています。
中国はというと、異民族の王朝であった清朝が滅び、その後の混乱の中で残った二つの勢力である中華民国と中国共産党の内戦が続きを中国共産党のいう長征が行われていて、彼らは転戦をしながらしぶとく戦い続けていました。
さて、石原莞爾としては日中戦争の準備が整ったと、彼の唱える世界最終戦論への地固めが終わったとされます。
そして、張学良がなぜ、西安事件を起こしたのか?
中国は東北4省である満州を含めた、清朝の版図こそ中国の領土だとする張学良と、遊牧民や周辺諸部族を含まない漢民族の王朝だった明朝の版図こそが中国の領土と考えた蔣介石の中国の範囲の差が、この事件の発端です。
張学良はその後、50年の監禁生活を送ります。
後世、中華人民共和国の建国の重大事件として語られますが、まさに清朝の版図をそのまま受け継ぎ、並ぶものない超大国として今、復活しようとしています。
日本はというと、人種差別が悪とされた現在、国際政治への興味も失い元の島国に戻ってしまいました・・・(´・ω・`)
浅田次郎先生が考える天命を示す「龍玉」は誰の元へといくのでしょうか?
私は中国の政治体制を変えたのは、史上ただ二人、秦の始皇帝と毛沢東と言われているので、てっきり毛沢東へと渡るのかと思ったのですが、どうも違うようですね。
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まきばの館に行きました。 [岡山]
まきばの館とは、岡山県の中山間部に位置し、岡山県農林水産総合センター畜産研究所に併設されているふれあいの場所です。
ちょっとバブルの雰囲気が残っていた30年前に開設されました・・・(´・ω・`)
イケイケドンドンの頃に計画されたので、結構、設備は充実しております。
子供たちが水遊ができる施設もあります。
本当は広大な畜産試験場なのですが、その片鱗が伺える場所でもあります。
公園としても整備されていて、夏でも木陰で涼しく過ごすことができます。
ラベンダーは残念ながら終わってましたが、7月中旬ぐらいまでは楽しめたようです。
うさぎとのふれあいも楽しめる場所です。
さて、先月、ワクチンを一回摂取して、今月からは出社します。
ワクチン二回目は来週に接種して、9月ぐらいからは安心できそうな状態にはなりそうですが、
マスクは当分は外すことはできなさそうですね。
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ちょっとバブルの雰囲気が残っていた30年前に開設されました・・・(´・ω・`)
イケイケドンドンの頃に計画されたので、結構、設備は充実しております。
子供たちが水遊ができる施設もあります。
本当は広大な畜産試験場なのですが、その片鱗が伺える場所でもあります。
公園としても整備されていて、夏でも木陰で涼しく過ごすことができます。
ラベンダーは残念ながら終わってましたが、7月中旬ぐらいまでは楽しめたようです。
うさぎとのふれあいも楽しめる場所です。
さて、先月、ワクチンを一回摂取して、今月からは出社します。
ワクチン二回目は来週に接種して、9月ぐらいからは安心できそうな状態にはなりそうですが、
マスクは当分は外すことはできなさそうですね。
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