おっさんプログラマーがウケた話56『もともとゲーム開発言語だったC言語』 [パソコン]
プログラム言語は目的を持って開発されます。
より、科学技術計算ためのFORTRAN、そして事務処理用に開発されたCOBOLなどなどです。
大学や研究機関で考案され、発表されていたプログラム言語ですが、もちろんハッカーの間でもプログラム言語も開発されていました。
さて・・・(´・ω・`)
べル研究所でトンプソンとデニス・リッチーが野心的なOS「Multicsシステム」の計画に参加していたのですが、トンプソンはMulticsの開発中にプログラミング言語のBonを開発しました。
それでスペース・トラベルというビデオゲームを開発したのです。
1969年にゲーム開発のためのプログラム言語がこの時に登場したのですが・・・(´・ω・`)
そんなものに、予算をくれるようなベル研究所ではありません。
と、いうわけでOSの研究を続けます。
それがUNIXです。
欲張りすぎたMulticsとは違い、シンプルで一つの処理を確実にするというOSで、今のOSはすべてこのUNIX影響下にあるといえます。
DEC社製コンピュータPDP-7上でUNIXの開発が行われたのですが、IBM社製よりは安いので大学に広く普及しました。
UNIXの開発はアセンブラ言語からC言語へ置き換えられ、UNIXにはC言語がセットで普及し、大学のプログラム言語の講義にC言語が選ばれるようになり、今でも大学で学ぶことができます。
この時期に大学で遊ばれていたのがゲームはローグなどですが、これもC言語で開発されていました。
こうして、ゲーム開発がC言語は相互に進歩していったのです。
C言語を学んだら、ゲームを作るこの流れは、C言語誕生の頃から続いているのです。
(*´∀`*)
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