おっさんプログラマーがウケた話45『なぜ安倍元首相は国葬になったのか?』 [時事]
安倍晋三元首相の国葬が決まりました。
国際的に有名な政治家でもあるので、各国首脳も来賓として来られるでしょう。
国葬として広く海外に向け告知し、友好国の来賓を招き、国葬を執り行うことで、より親密な外交が行われます。
戦後、政治家で唯一国葬が行われたのは吉田茂元首相だけで、他は昭和天皇です。
上皇様はご健在ですが、国葬になることは決まっているようなものですが、現在まで二人だけです。
戦前と違い、かように国葬のハードルは上がっています。
しかし、アメリカ合衆国においては大統領経験者は国葬の対象となり、来賓を広く招いて外交を行います。
他国の基準からすると、国葬として各国に告知しないと軽くみられるという現状があります。
安倍晋三元首相の国葬で、国際的に知名度がいまだに低い岸田総理はこれを利用する意図があるのでしょう。
各国のトップニュースになるでしょうし、海外でも岸田総理の名前を知る人が多くなると覆います。
さて、ここで嫌悪感を持つ人も多いと思うのですが、聞いてください・・・(´・ω・`)
岸田総理も過去に宣言している通り、NATOの加入条件であるGDP2%の軍事費負担についてです。
今まで、GDP1%の枠内の軍事費しか負担せずにいられたのは、ひとえに先の敗戦で日本の再軍備化に対して抵抗があったからです。
日本の国防はアメリカが肩代わりしていたといっても過言ではありません。
しかし、戦後からここまで欧米の良き同盟国としての日本の信頼は高くなりました。
この信頼関係を続けていくことを高らかに宣言するのです。
特に、地政学上では中国とロシアの脅威の矢面に立たされています。
アメリカは中国との対決姿勢を鮮明にしてますので、ここでアメリカとの強い関係を誇示するべきです。
そして、NATOを東アジアへの拡大させてNATO加盟を実現までこぎつけ、戦争を仕掛けられない国の一つとなるべきです。
まあ、確かに現憲法に違反します・・・(´・ω・`)
しかし、NATO加盟は、自由民主主義基本的人権法による政治と市場経済を重視して、これらの価値観を共有する国々とより連携を深めることができます。
安倍晋三元首相の国葬で、これを訴え憲法改正への発議をします。
今なら、通る可能性が高いです。
確かに戦争は嫌ですが、日本が侵略されることは断じて避けないといけない。
日本の国力は東アジアでは飛び抜けて高かった時代ではもうなくなりました。
欧米の消費税率を知っている皆さんゾッとしていると思いますが、安全を金で買うのはこういうことです。
このために軍備強化することも仕方がないと思いますね・・・(´・ω・`)
安全安心に暮らそうとすれば、貧しくなるということですね。
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