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米国がエルサレムをイスラエル首都と認定 [時事]



ドナルド・トランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都に認定する方針を表明しました。
(´・ω・`)




もともと選挙中の公約でしたが、トランプ大統領はホワイトハウスで行った演説で、「私は、エルサレムをイスラエルの首都として正式に認定する時が来たと確信した」と発表しました。
実は米国の議会は1995年にエルサレムへの大使館移転を促す法案を可決しておりまして、以後、歴代米大統領は半年ごとに、法執行停止を選択し続けてきたのですが、とうとう20年以上経過して、とうとう大使館移転となりました。
同法では「1999年5月31日までに在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムに移すこと」と決められておりましたので、粘ったといえば粘ったんでしょうね。
(´・ω・`)

もうエルサレムに米国大使館は出来ているのですが、ここに移るかはわかりません。

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2010年に完成しており、この建物は、エルサレム大使館法に従い、正式な大使館としての機能を直ちに発揮できるよう、厳重なセキュリティを講じてあります。
(´・ω・`)

アラブ諸国にとって、このニュースが衝撃をもって受け止められるのは、米国がイスラエル側に付き、中東で戦争が起きても構わないと言っているのと、同じだからです。
東エルサレムを首都にして独立しようとしているパレスチナにとっては、イスラエルに完全に奪われたことになります。
火薬庫にマッチを投げ込むような行為をトランプ大統領はしたのですが、その背景には大使館移転が決まってから20年経過して、米国はシェールガス革命で石油輸出国になりました。
そして、アラブ諸国との関係が緊迫しても困らなくなったという状況もあります。
むしろ、トランプ大統領は戦争を煽ることにより、米国の軍事産業を盛り上げようという思惑もありますし、中東で緊張が高まるのも計算のうちかも知れません。
イスラエルも米国の戦闘機やミサイルをもっと買うことになるでしょうね。
(´・ω・`)







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