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無線Wifiは危険? Wi-Fi認証のWPA2で脆弱性 [時事]



Wi-Fi認証の「Wi-Fi Protected Access II」(WPA2)に関する脆弱性の詳細な情報が10月16日、特設サイトで公開されました。
https://www.krackattacks.com/
(´・ω・`)

脆弱性は全部で10件あり、この脆弱性には「KRACKs」(key reinstallation attacks:鍵再インストール攻撃)という通称が与えられました。
脆弱性とは、悪用できるバグということで、WPA2の標準仕様を悪用できると主張しています。
(´・ω・`)

kracks_01.jpg
(「4ウェイ・ハンドシェイク」の流れ(Mathy Vanhoef氏、Frank Piessens氏の研究論文より抜粋))

情報を公開したベルギーのルーヴェン・カトリック大学のセキュリティ研究者、Mathy Vanhoef氏によると、一連の脆弱性はクライアント機器がWi-Fiのアクセスポイント(AP)と接続する際における「4ウェイ・ハンドシェイク」という処理に起因します。

4ウェイ・ハンドシェイクでは、クライアント機器がAPとの間で暗号化通信を行うために、認証や暗号鍵などに関するメッセージを複数やりとりするのですが、その際にメッセージが失われたり、削除されたりする場合があり、APからクライアントに対してメッセージを再送信する。この時、クライアントが受信する暗号鍵が再インストールされて、やりとりしたパケットなどの情報がリセットされます。

この仕組みを悪用して細工したメッセージを送り付ける手法などにより、暗号化されたパケットを復号して内容を盗聴したり、攻撃コードを埋め込んだり、ユーザーを不正サイトに誘導したりするといった、さまざまな攻撃を実行可能で、検証動画を御覧ください。
(´・ω・`)



この動画ではこの脆弱性を使って、AndroidとLinuxの暗号鍵が再設定されています。
(´・ω・`)

ただ、この脆弱性についてはソフトウェアアップデートによって対策可能です。
各メーカーは対応に追われるでしょうが、アップデートは必ずしましょうね!
(o・ω・o)

ただ、古いWifiルータに対してメーカー対応するかわからないので、買い替えが必要かも知れませんけどね・・・(´・ω・`)








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