第94回箱根駅伝で何が起こった!? 東洋大学が往路優勝の原動力とは? [時事]
第94回東京箱根間往復大学駅伝第1日は昨年総合2位だった東洋大が4年ぶり6度目の往路優勝を果たした。1区の西山和弥がトップに立ち、リードを守りきりました。
今年の東洋大は酒井監督の指導を変えた下級生中心のメンバー構成で、この快挙を成し遂げました。
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その原動力となったのが、ナイキの「Breaking2」というイベントで使用されたシューズ「ナイキズームフライ」です。
「Breaking2」とは、ナイキ社が開催したイベントで、シューズはもちろん、ウエアから給水・補給、コース条件などあらゆるコンディションを整えて、フルマラソン2時間という「人類の壁」を破ろうと試みましたが、リオオリンピック金メダリスト、エリウド・キプチョゲ選手が、2時間00分25秒と世界最高記録を約2分半以上破る驚異的な記録を出し、2時間を切ることは出来ませんでしたが、目標達成は見えてきてますね。
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【出典 ナイキ】
異様な厚底のランニングシューズにより、ランナーは「フォアフット走法」を強いられるようになっています。
フォアフット走法のメリットは、効率よく速く走れるということですが、つま先から着地することで、かかとから着地する時のようにブレーキがかかることも少ないため、効率よく走ることが出来ます。
しかし、デメリットは、アキレス腱やふくらはぎの負担も大きく、骨への負担も大きいのです。
特に日本人は、骨盤が前傾し重心がつま先側にあるアフリカ勢と違って、骨盤が落ちており重心もかかとよりです。
しかし、このランニングシューズにより、その負担の問題は解決した事により、東洋大学はフォアフット走法に対応した下級生を中心としたチームで箱根学園の往路優勝を果たしたのです。
多分、復路も優勝するでしょうね。
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去年の年末に「陸王」というドラマでもありましたが、革新的な薄い靴底で「かかと着地(ヒールストライク)」から「ミッドフット走法」で、怪我で苦しんだ選手が復活するという物語が語られましたが、革新的な厚い靴底で「フェアフット走法」により、準優勝が続いていた大学が優勝するという事件が現実に起こりました。
現実は小説よりも奇なり言いますが、今後の日本のマラソン選手の潮流を変える事件です。
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