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IntelがCPUの脆弱性「Meltdown」と「Spectre」対策後のパフォーマンスを公開 [時事]



今回、Intelが公開したのは、6つの環境下でのSYSMARK 2014 SE・PCMark 10・3DMark Sky Diver・WebXPRT 2015のベンチマーク結果です。
パッチ前の性能を100%としたときの相対的な値です。
(´・ω・`)

ブログ_20180113_1.png
(出典 Intel発表 クリックすると拡大します)

「Meltdown(メルトダウン)」「Spectre(スペクター)」は特権的で機密情報を扱うOSのプロセスが、普通のアプリでもそのメモリー(キャッシュ)内容を参照することが出来る脆弱性なので、OSの機能を使うベンチマークのSYSMARK 2014 SE・PCMark 10・WebXPRT 2015は最大で10%強のパフォーマンスの低下がありますが、ゲームなのOSの機能をあまり使わないベンチマーク3DMark Sky Diverではほとんど影響が無いという結果発表です。
(´・ω・`)

普通のユーザーのデスクトップ・ノートの環境でパフォーマンスを求めるアプリはだいたいゲームとか、動画編集などのOSとはあまり関係ない演算処理なので、ほとんどのユーザーは気づかないということになるですが・・・(´・ω・`)

もともと、この脆弱性を見つけたのは、クラウドサーバーを運用する会社なので、サーバーなどのOSに由来する演算処理のパフォーマンスのダウンは報道通り20%辺りになると思われます。
(´・ω・`)

普通のユーザーはそんなに慌てる状態では無いのですが、高性能サーバーの市場は大混乱となっています。
AMDとARMがIntelの利益の牙城であるサーバー市場でシェアを落とすのは、避けられない状態となるようですね。
(´・ω・`)








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