「花燃ゆ」の廃藩置県 [ドラマ]
しかし、大政奉還から続く戊辰戦争、王政復古、などなど、怒涛のイベントが・・・
まさか、元夫の隠し子との出会いとか、次の夫の楫取素彦が出世街道から外れる方がクローズアップされるとは・・・
そして藩主では無くなるから、毛利家や奥はどうなるのか?
(´・ω・`)
いえ、主人公は美和ですし、自分の周囲と夫たちの方に視点がいきますよね。
さて、大政奉還したのになぜ、戊辰戦争になったのか?
(´・ω・`)
駆け足過ぎて、イマイチ分からないと人も多い思いますが、もし大政奉還後に徳川慶喜が主催しようとした列公会議が開かれて政治を行った場合、中央集権の近代国家とはならなかったんです。
江戸幕府というのは、各藩の連合国家でその中で最大領土を持つ徳川家が国家の政治を天皇から委託されている状態です。
ドイツは近代まで統一に苦しみますが、それ以上にヤヤコシイことになりかねなかったんですね。
(´・ω・`)
日本は各国が藩として独立し、幕府の天領やその飛び地とか色々と含めると日本は300ぐらいに分かれておりました。
しかも規模は不統一で、明治22年(1889年)には3府43県に落ち着くまで、統合を繰り返すことになります。
そもそも廃藩置県は平安時代後期以来続いてきた特定の領主がその領地・所領を支配するという土地支配のあり方を根本的に否定し変革するもので、「明治維新における最大の改革」だと思います。
ドラマでも揉めてますね・・・
そもそも武士は一所懸命という言葉があるくらい、身分は持っている土地の広さと言ってもいいくらいですからね。
(´・ω・`)
まあ、その士族の不満はのちのち描かれることでしょう。
しかし、この藩を解体し、再編することにより、日本人という概念が生まれたのです。
ドラマで盛んにでる「長州人」というような、考え方が希薄になってきます。
藩名と県名とか違うとか、そういうので親しみが無くなっていくもんなんですね・・・
但し、一部の例外は除きます。
しかし、あれだけ藩でまとまる意識が高かったのに、よくもこんな方向転換ができたもんだなぁ・・・
(´・ω・`)
って、思いますよね。
ドラマでも何か決め台詞は自分たちの藩である「長州」のフレーズがあったと思います。
しかし、幕府が倒れたのは、幕府を含めその藩が経済的にやっていけなくなっていた事が最大の原因です。
ほとんどの藩が借金まみれで、どうしょうもなかったんですね。
(´・ω・`)
よほど裕福な藩主じゃなければ、不満ということも少なかったようです。
明治初期に士族の反乱が起こってますけど、藩主を担ぎ出せた事は無く、小規模で終わってます。
一番規模の大きい西郷隆盛の西南戦争すら、旧藩主である島津久光は無関係です。
ある意味、藩主たちは蚊帳の外に置かれたんですね。
見事なほどに・・・
(´・ω・`)
長州も毛利元徳も名誉職を歴任し、政府に対しては従順でした。
こうして明治は中央集権の近代国家として急激な改革をしました。
さて、次回のドラマではこの急激な改革を明治政府とは無関係の武士たちにクローズアップするようですが・・・
(´・ω・`)
どうなるんでしょうね。
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まさか、元夫の隠し子との出会いとか、次の夫の楫取素彦が出世街道から外れる方がクローズアップされるとは・・・
そして藩主では無くなるから、毛利家や奥はどうなるのか?
(´・ω・`)
いえ、主人公は美和ですし、自分の周囲と夫たちの方に視点がいきますよね。
さて、大政奉還したのになぜ、戊辰戦争になったのか?
(´・ω・`)
駆け足過ぎて、イマイチ分からないと人も多い思いますが、もし大政奉還後に徳川慶喜が主催しようとした列公会議が開かれて政治を行った場合、中央集権の近代国家とはならなかったんです。
江戸幕府というのは、各藩の連合国家でその中で最大領土を持つ徳川家が国家の政治を天皇から委託されている状態です。
ドイツは近代まで統一に苦しみますが、それ以上にヤヤコシイことになりかねなかったんですね。
(´・ω・`)
日本は各国が藩として独立し、幕府の天領やその飛び地とか色々と含めると日本は300ぐらいに分かれておりました。
しかも規模は不統一で、明治22年(1889年)には3府43県に落ち着くまで、統合を繰り返すことになります。
そもそも廃藩置県は平安時代後期以来続いてきた特定の領主がその領地・所領を支配するという土地支配のあり方を根本的に否定し変革するもので、「明治維新における最大の改革」だと思います。
ドラマでも揉めてますね・・・
そもそも武士は一所懸命という言葉があるくらい、身分は持っている土地の広さと言ってもいいくらいですからね。
(´・ω・`)
まあ、その士族の不満はのちのち描かれることでしょう。
しかし、この藩を解体し、再編することにより、日本人という概念が生まれたのです。
ドラマで盛んにでる「長州人」というような、考え方が希薄になってきます。
藩名と県名とか違うとか、そういうので親しみが無くなっていくもんなんですね・・・
但し、一部の例外は除きます。
しかし、あれだけ藩でまとまる意識が高かったのに、よくもこんな方向転換ができたもんだなぁ・・・
(´・ω・`)
って、思いますよね。
ドラマでも何か決め台詞は自分たちの藩である「長州」のフレーズがあったと思います。
しかし、幕府が倒れたのは、幕府を含めその藩が経済的にやっていけなくなっていた事が最大の原因です。
ほとんどの藩が借金まみれで、どうしょうもなかったんですね。
(´・ω・`)
よほど裕福な藩主じゃなければ、不満ということも少なかったようです。
明治初期に士族の反乱が起こってますけど、藩主を担ぎ出せた事は無く、小規模で終わってます。
一番規模の大きい西郷隆盛の西南戦争すら、旧藩主である島津久光は無関係です。
ある意味、藩主たちは蚊帳の外に置かれたんですね。
見事なほどに・・・
(´・ω・`)
長州も毛利元徳も名誉職を歴任し、政府に対しては従順でした。
こうして明治は中央集権の近代国家として急激な改革をしました。
さて、次回のドラマではこの急激な改革を明治政府とは無関係の武士たちにクローズアップするようですが・・・
(´・ω・`)
どうなるんでしょうね。
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2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」続・完全読本 (NIKKO MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 産経新聞出版
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: ムック
「花燃ゆ」の高杉晋作の亡くなる前後の長州 [ドラマ]
幕末の最終局面、大政奉還がされた慶応3年に高杉晋作が亡くなりました。
ぶっちゃけ、ドラマは美和目線なので、幕末の怒涛のような流れがすっかりと無視されておりますが・・・
子育ては確かに女性にとっては大問題でしょうね。
子供の食べ物の好き嫌いは大問題でしょうね。
(´・ω・`)
情報から隔絶された城内にいたら、吉田松陰の妹とはいえ、そんなもんかも知れません。
現代も今この時にも世界を変えるような事件が起こっているかも知れませんしね。
今もシリア難民問題に端を発する中東問題や中国発の恐慌の兆しとか、色々とあります。
ところで高杉晋作が亡くなり、長州の強硬派のシンボルが無くなりました。
(´・ω・`)
ぶっちゃけ、高杉晋作が生きていれば、陸軍の元勲と呼ばれたのは高杉晋作であったと思います。
さて、この後、長州軍を率いるのは大村益次郎となるのですが、この人物は幕末最高の兵学者ですが、学者ゆえに慎重派でした。
この時期、討幕と王政復古を目指し西郷吉之助、大久保一蔵らの薩摩藩側から長州藩に武力討幕に賛同するように働きかけていました。
高杉晋作が元気なら諸隊を率いて、武力討幕にまとまったんでしょうが、藩内では討幕か否かにでまとまりませんでした。
大村益次郎は禁門の変や下関戦争の失敗から、薩摩の動きには用心すべきでもあり、今一度力を蓄え十分に戦略を立てた後、兵を動かすべきと慎重論を唱えていました。
しかし、9月に大久保が長州に来て討幕を説得したことで藩内の世論は出兵論に傾きます。
大村は掛助役に左遷され、出兵の実務に携わるのですが、「ああいう勢いになると、十露蕃(そろばん)も何も要るものじゃない。実に自分は俗論家であった。」と時局を見抜けない無知を反省しております。
と、ドラマの最中の長州はこのような状況です。
(´・ω・`)
さて、歴史は京都で一触即発となっているのですが・・・
今、幕府の将軍は尊王の総本山と言ってもいい水戸藩生まれの徳川慶喜です。
徳川慶喜が将軍となることは、幕末の最高の名君にして、西郷吉之助が仕えた島津斉彬も望んだ英傑だったのですが・・・
(´・ω・`)
この方の英明で権現様の再来とまで言われ、京都の政局を主導してはいるものの、旗色は悪く、大政奉還して政治体制の再編して、列侯会議を主導する事で徳川政権存続を模索していました。
しかし徳川政権を存在を許さない西郷吉之助と大久保一蔵ら薩摩勢の勢いと周到な策に足元をすくわれるのです。
ドラマは幕末の戊辰戦争へ、長州の諸隊は京都で臨戦態勢となっております。
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ぶっちゃけ、ドラマは美和目線なので、幕末の怒涛のような流れがすっかりと無視されておりますが・・・
子育ては確かに女性にとっては大問題でしょうね。
子供の食べ物の好き嫌いは大問題でしょうね。
(´・ω・`)
情報から隔絶された城内にいたら、吉田松陰の妹とはいえ、そんなもんかも知れません。
現代も今この時にも世界を変えるような事件が起こっているかも知れませんしね。
今もシリア難民問題に端を発する中東問題や中国発の恐慌の兆しとか、色々とあります。
ところで高杉晋作が亡くなり、長州の強硬派のシンボルが無くなりました。
(´・ω・`)
ぶっちゃけ、高杉晋作が生きていれば、陸軍の元勲と呼ばれたのは高杉晋作であったと思います。
さて、この後、長州軍を率いるのは大村益次郎となるのですが、この人物は幕末最高の兵学者ですが、学者ゆえに慎重派でした。
この時期、討幕と王政復古を目指し西郷吉之助、大久保一蔵らの薩摩藩側から長州藩に武力討幕に賛同するように働きかけていました。
高杉晋作が元気なら諸隊を率いて、武力討幕にまとまったんでしょうが、藩内では討幕か否かにでまとまりませんでした。
大村益次郎は禁門の変や下関戦争の失敗から、薩摩の動きには用心すべきでもあり、今一度力を蓄え十分に戦略を立てた後、兵を動かすべきと慎重論を唱えていました。
しかし、9月に大久保が長州に来て討幕を説得したことで藩内の世論は出兵論に傾きます。
大村は掛助役に左遷され、出兵の実務に携わるのですが、「ああいう勢いになると、十露蕃(そろばん)も何も要るものじゃない。実に自分は俗論家であった。」と時局を見抜けない無知を反省しております。
と、ドラマの最中の長州はこのような状況です。
(´・ω・`)
さて、歴史は京都で一触即発となっているのですが・・・
今、幕府の将軍は尊王の総本山と言ってもいい水戸藩生まれの徳川慶喜です。
徳川慶喜が将軍となることは、幕末の最高の名君にして、西郷吉之助が仕えた島津斉彬も望んだ英傑だったのですが・・・
(´・ω・`)
この方の英明で権現様の再来とまで言われ、京都の政局を主導してはいるものの、旗色は悪く、大政奉還して政治体制の再編して、列侯会議を主導する事で徳川政権存続を模索していました。
しかし徳川政権を存在を許さない西郷吉之助と大久保一蔵ら薩摩勢の勢いと周到な策に足元をすくわれるのです。
ドラマは幕末の戊辰戦争へ、長州の諸隊は京都で臨戦態勢となっております。
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「花燃ゆ」の長州の軍師 [ドラマ]
ようやく、大村益次郎が登場しました!
(^O^)/
いやぁ、ファンとして心配しました。
まさか、このまま出ないんじゃあ・・・
とか、思ってしまいましたが、さすがに西洋式兵制を採用した奇兵隊や諸隊の軍制改革をして、西洋式兵制を長州の諸隊を指導し、その後に倒幕軍の軍師となる天才兵学者が出てこない?
って、いうバカな事は無いっすよね。
でも、ほんの一瞬・・・公式サイトを見てないとわかんねぇよ!
テロップぐらいだせよ!
この重要人物がどうして、こんな扱いになった?
って思うんですけどね。
(´・ω・`)
小倉口の戦いの高杉晋作の活躍もスゴイんですけどね。
そもそも、四境戦争の立役者は大村益次郎です!
そもそも、四境戦争で何で長州が勝ったのか?
それは、薩長同盟で薩摩名義で兵器を買えるようになった事と、その兵器の使った戦術が可能になった事です。
実際、幕府軍も兵器は長州よりも、確かに火縄銃で幕府側で戦った藩もありましたけど、幕府軍は兵器の量も質も勝っていました。
長州が圧倒的に優れていたのは、その兵器を使った近代戦術が行えたということです。
幕府軍15万と長州軍6000といっても、戦国時代の戦術思想のまま、兵器を輸入して兵士の訓練はフランスから招いても、それを指揮する士官については、まだまだです。
獅子に指揮される羊は、羊に指揮される獅子に負けます。
大村益次郎は未だ日本に書物でしか入ってきていない近代戦術とその運用を長州で実現しました。
この三兵戦術と言われる陸上戦闘で兵科を歩兵・騎兵・砲兵に3区分して運用した作戦術の事ですが、日本では少し前に高野長英が訳した本を出して、日本で隠れて広く紹介されておりました。
そして戦略もナポレオン戦争でフランスが行った国民一丸となった総力戦を長州は藩は実現しました。
幕府軍の武士とその仲間に入れてもらった他の身分では無く、長州藩が一丸となったのです。
その近代戦術はのちに倒幕軍すべてで運用してみせ、後の日清、日露戦争で凄まじい強さを見せつけた後の帝国陸軍を基礎を作りました。
もし、もっと大村益次郎が長生きしていれば・・・
(´・ω・`)
そう思わざるえないほどの兵学者です。
「どんな戦況でも冷徹な計算と洞察力とで分析しその指示は外れることはなかった」と後世でいわれますが、一方で周囲との摩擦は絶えませんでした。
しかし、論理的な姿勢で全てを差配する大村益次郎の姿勢が、日本軍からどんどん薄れていった結果が軍隊の暴走であり、先の大戦の敗北であります。
それこそ、精神論で戦略を語る事の愚の骨頂です。
と、いう大村益次郎は大人物なんですけど・・・
出番がすくねぇ・・・
(´・ω・`)
しかも、奥で美和が軍師?
美和の想定は攻めこまれた時に逃げ出すという策ですが、大砲で砲撃されている城で撤退するのですよ。
「八重の桜」ではあるまいし・・・
(´・ω・`)
と、言うわけで大村益次郎の更なる活躍は私は願っておりますが・・・
火吹き達磨と称されたルックスですからね・・・
でも、シーボルトの娘「楠本イネ」とのロマンスはあったと思います!
(^O^)/
幕末最高の学者と日本人女性で初めて産科医との恋愛はお互いに尊敬しあう最高のパートナーだったと思います。
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(^O^)/
いやぁ、ファンとして心配しました。
まさか、このまま出ないんじゃあ・・・
とか、思ってしまいましたが、さすがに西洋式兵制を採用した奇兵隊や諸隊の軍制改革をして、西洋式兵制を長州の諸隊を指導し、その後に倒幕軍の軍師となる天才兵学者が出てこない?
って、いうバカな事は無いっすよね。
でも、ほんの一瞬・・・公式サイトを見てないとわかんねぇよ!
テロップぐらいだせよ!
この重要人物がどうして、こんな扱いになった?
って思うんですけどね。
(´・ω・`)
小倉口の戦いの高杉晋作の活躍もスゴイんですけどね。
そもそも、四境戦争の立役者は大村益次郎です!
そもそも、四境戦争で何で長州が勝ったのか?
それは、薩長同盟で薩摩名義で兵器を買えるようになった事と、その兵器の使った戦術が可能になった事です。
実際、幕府軍も兵器は長州よりも、確かに火縄銃で幕府側で戦った藩もありましたけど、幕府軍は兵器の量も質も勝っていました。
長州が圧倒的に優れていたのは、その兵器を使った近代戦術が行えたということです。
幕府軍15万と長州軍6000といっても、戦国時代の戦術思想のまま、兵器を輸入して兵士の訓練はフランスから招いても、それを指揮する士官については、まだまだです。
獅子に指揮される羊は、羊に指揮される獅子に負けます。
大村益次郎は未だ日本に書物でしか入ってきていない近代戦術とその運用を長州で実現しました。
この三兵戦術と言われる陸上戦闘で兵科を歩兵・騎兵・砲兵に3区分して運用した作戦術の事ですが、日本では少し前に高野長英が訳した本を出して、日本で隠れて広く紹介されておりました。
そして戦略もナポレオン戦争でフランスが行った国民一丸となった総力戦を長州は藩は実現しました。
幕府軍の武士とその仲間に入れてもらった他の身分では無く、長州藩が一丸となったのです。
その近代戦術はのちに倒幕軍すべてで運用してみせ、後の日清、日露戦争で凄まじい強さを見せつけた後の帝国陸軍を基礎を作りました。
もし、もっと大村益次郎が長生きしていれば・・・
(´・ω・`)
そう思わざるえないほどの兵学者です。
「どんな戦況でも冷徹な計算と洞察力とで分析しその指示は外れることはなかった」と後世でいわれますが、一方で周囲との摩擦は絶えませんでした。
しかし、論理的な姿勢で全てを差配する大村益次郎の姿勢が、日本軍からどんどん薄れていった結果が軍隊の暴走であり、先の大戦の敗北であります。
それこそ、精神論で戦略を語る事の愚の骨頂です。
と、いう大村益次郎は大人物なんですけど・・・
出番がすくねぇ・・・
(´・ω・`)
しかも、奥で美和が軍師?
美和の想定は攻めこまれた時に逃げ出すという策ですが、大砲で砲撃されている城で撤退するのですよ。
「八重の桜」ではあるまいし・・・
(´・ω・`)
と、言うわけで大村益次郎の更なる活躍は私は願っておりますが・・・
火吹き達磨と称されたルックスですからね・・・
でも、シーボルトの娘「楠本イネ」とのロマンスはあったと思います!
(^O^)/
幕末最高の学者と日本人女性で初めて産科医との恋愛はお互いに尊敬しあう最高のパートナーだったと思います。
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大村益次郎の知的統率力―語学の力で徳川を倒した男 (トクマブックス)
- 作者: 村石 利夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1990/06
- メディア: 新書
花神 上・中・下巻 全3巻セット (新潮文庫) [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by ...
- 作者:
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 1976
- メディア: 文庫
シーボルトの娘 楠本イネの志を継ぐ-女性医師と女子医学生の夢-
- 作者:
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2014/03/13
- メディア: 単行本
「花燃ゆ」の薩長同盟 [ドラマ]
さすがに薩長同盟はそこそこにスポットライトが当たりますよね・・・
(´・ω・`)
と、いう訳で薩長同盟の事を書きます。
ある意味、この密約が幕府の命運を断ったと言える幕末の最重要事件です。
そもそも薩摩藩は禁門の変で長州が敗れる要因となった藩です。
久坂玄瑞もこの時に亡くなっているんで、美和の気持ちも分かりますね。
さて、逆に薩摩藩は、といいますと・・・
(´・ω・`)
実は、先の長州征討で過酷な条件でしたが、長州と戦端を開くことを西郷隆盛は回避しました。
西郷隆盛と大久保利通が率いた薩摩藩内の志士たちの集まり「精忠組」は、もともと長州藩と仲が悪くは無いのです。
むしろ、井伊大老を襲撃した桜田門外の変で水戸浪士と薩摩藩士とで成した事で、吉田松陰はそれならば、我々も立ち上がらねばならない!
と、言っていましたよね。
実は吉田松陰が生存していた頃は薩摩とそんなに仲が悪く無いし、むしろ尊王の同士であると思っています。
京都で長州が過激な攘夷を唱えすぎたので、不仲になっただけで、そもそも薩摩藩は琉球を通じて外国との通商してました。
(´・ω・`)
実は薩摩は最初から開国路線です。
島津斉彬公の時代から、近代化を推し進めていました。
今回の薩長同盟の殺し文句が「薩摩を通して武器が買える」でした。
坂本龍馬が、長崎のグラバー商会からミニエー銃4,300挺、ゲベール銃3,000挺の薩摩藩名義での長州藩への買い付け斡旋した事で、長州の態度は軟化します。
なんのかんのと言いながら、結局、欧米の兵器の性能を知っているので、諸隊はその兵器を手に入れる為ということで、あの時点の長州を支配している諸隊の兵隊たちが権力の背景なので彼らが納得したというのが、結局のところ大きいです。
内乱の時点では小銃が足りない事が切実でした。
(´・ω・`)
薩長同盟の立役者は坂本龍馬と言われておりますが・・・
(´・ω・`)
薩摩の意を受けて、坂本龍馬が動き、それを長州側で戦い続けていた土佐出身の中岡慎太郎が仲介して、根回しして、薩長同盟の準備ができました。
後は、西郷隆盛が長州藩の下関での会合が流れたり、桂小五郎が京都の小松邸での一悶着があったのですが、密約が成りました。
これで薩摩藩は倒幕へと舵をきりました。
さて、次回は第二次長州征伐。
実際に長州は10万を超える幕府軍との戦争が始まります。
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(´・ω・`)
と、いう訳で薩長同盟の事を書きます。
ある意味、この密約が幕府の命運を断ったと言える幕末の最重要事件です。
そもそも薩摩藩は禁門の変で長州が敗れる要因となった藩です。
久坂玄瑞もこの時に亡くなっているんで、美和の気持ちも分かりますね。
さて、逆に薩摩藩は、といいますと・・・
(´・ω・`)
実は、先の長州征討で過酷な条件でしたが、長州と戦端を開くことを西郷隆盛は回避しました。
西郷隆盛と大久保利通が率いた薩摩藩内の志士たちの集まり「精忠組」は、もともと長州藩と仲が悪くは無いのです。
むしろ、井伊大老を襲撃した桜田門外の変で水戸浪士と薩摩藩士とで成した事で、吉田松陰はそれならば、我々も立ち上がらねばならない!
と、言っていましたよね。
実は吉田松陰が生存していた頃は薩摩とそんなに仲が悪く無いし、むしろ尊王の同士であると思っています。
京都で長州が過激な攘夷を唱えすぎたので、不仲になっただけで、そもそも薩摩藩は琉球を通じて外国との通商してました。
(´・ω・`)
実は薩摩は最初から開国路線です。
島津斉彬公の時代から、近代化を推し進めていました。
今回の薩長同盟の殺し文句が「薩摩を通して武器が買える」でした。
坂本龍馬が、長崎のグラバー商会からミニエー銃4,300挺、ゲベール銃3,000挺の薩摩藩名義での長州藩への買い付け斡旋した事で、長州の態度は軟化します。
なんのかんのと言いながら、結局、欧米の兵器の性能を知っているので、諸隊はその兵器を手に入れる為ということで、あの時点の長州を支配している諸隊の兵隊たちが権力の背景なので彼らが納得したというのが、結局のところ大きいです。
内乱の時点では小銃が足りない事が切実でした。
(´・ω・`)
薩長同盟の立役者は坂本龍馬と言われておりますが・・・
(´・ω・`)
薩摩の意を受けて、坂本龍馬が動き、それを長州側で戦い続けていた土佐出身の中岡慎太郎が仲介して、根回しして、薩長同盟の準備ができました。
後は、西郷隆盛が長州藩の下関での会合が流れたり、桂小五郎が京都の小松邸での一悶着があったのですが、密約が成りました。
これで薩摩藩は倒幕へと舵をきりました。
さて、次回は第二次長州征伐。
実際に長州は10万を超える幕府軍との戦争が始まります。
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龍馬の洗濯―亀山社中から薩長同盟 (Siesta Books)
- 作者: 高杉 俊一郎
- 出版社/メーカー: アガリ総合研究所
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン (祥伝社文庫)
- 作者: 加治 将一
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/06/12
- メディア: 文庫
竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)
- 作者: 司馬 遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: 文庫
「花燃ゆ」の功山寺挙兵が終結した後に誰が長州を率いたのか? [ドラマ]
主人公の美和のお世継ぎの守役に決まり、トントン拍子に出世しておりますね・・・
(´・ω・`)
まあ、松下村塾の塾生たちが政権を握ったので、それも当然かも知れません。
さて、高杉晋作が長崎に行ってしまいました・・・
(´・ω・`)
あれぇ?
じゃあ長州って誰が政権のトップになったの?
と、思いますよね・・・
それは皆さんご存知の「桂小五郎」です。
実はこの内乱にまったく桂小五郎は関与していません。
(´・ω・`)
しかし、あの時点で誰もが高杉晋作が政権トップになるのでは?
って、思っておりますが、高杉晋作とドラマにまだ出て無いのですが、諸隊の参謀として長州の頭脳となった大村益次郎が桂小五郎を探します。
この時の桂小五郎は但馬の出石の田舎の小商人に身をやつしています。
もちろん荒物を扱う商人なっているなどは、むろん長州の同士も知りませんでした。
潜伏期間は9ヶ月でしたが、桂小五郎は長州の内乱を高杉晋作が勝った事を聞いて、長州に帰りました。
そして、松下村塾の仲間たちに統率者として迎えられます。
後に伊藤博文が桂小五郎が長州に迎えられた時の様子を「山口をはじめ長州では大旱(ひどいひでり)に雲霓(雨の前触れである雲や虹)を望むごときありさまだった」と語っています。
何だかんだといっても、将来、家老として育てられていた名家の御曹司が長州政務座に入りました。
罪は全て椋梨藤太が背負、他の関係者にお咎め無しとなり、桂小五郎が中心となって、一丸となりました。
そして、軍制改革と藩政改革に邁進します。
これで、安心した高杉晋作は長崎に行ったんですが・・・
(´・ω・`)
まあ、それは次回のお楽しみです。
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(´・ω・`)
まあ、松下村塾の塾生たちが政権を握ったので、それも当然かも知れません。
さて、高杉晋作が長崎に行ってしまいました・・・
(´・ω・`)
あれぇ?
じゃあ長州って誰が政権のトップになったの?
と、思いますよね・・・
それは皆さんご存知の「桂小五郎」です。
実はこの内乱にまったく桂小五郎は関与していません。
(´・ω・`)
しかし、あの時点で誰もが高杉晋作が政権トップになるのでは?
って、思っておりますが、高杉晋作とドラマにまだ出て無いのですが、諸隊の参謀として長州の頭脳となった大村益次郎が桂小五郎を探します。
この時の桂小五郎は但馬の出石の田舎の小商人に身をやつしています。
もちろん荒物を扱う商人なっているなどは、むろん長州の同士も知りませんでした。
潜伏期間は9ヶ月でしたが、桂小五郎は長州の内乱を高杉晋作が勝った事を聞いて、長州に帰りました。
そして、松下村塾の仲間たちに統率者として迎えられます。
後に伊藤博文が桂小五郎が長州に迎えられた時の様子を「山口をはじめ長州では大旱(ひどいひでり)に雲霓(雨の前触れである雲や虹)を望むごときありさまだった」と語っています。
何だかんだといっても、将来、家老として育てられていた名家の御曹司が長州政務座に入りました。
罪は全て椋梨藤太が背負、他の関係者にお咎め無しとなり、桂小五郎が中心となって、一丸となりました。
そして、軍制改革と藩政改革に邁進します。
これで、安心した高杉晋作は長崎に行ったんですが・・・
(´・ω・`)
まあ、それは次回のお楽しみです。
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「花燃ゆ」の功山寺挙兵の何故、民衆が味方したのか? [ドラマ]
さて、主人公の美和は華やかな奥で高杉晋作の妻子をかばっておりますが・・・
高杉晋作の挙兵に対して、何故、民衆は喝采を挙げ、味方をしたのでしょうか?
一因は高杉晋作の人気の高さがあります。
高杉晋作の奇兵隊創設しましたが、高杉は身分にとらわれずに有能な人材を登用したため、低い身分であった伊藤や山縣などが世に出るきっかけを与えました。
松下村塾と奇兵隊の存在により、幕末の長州藩からは足軽以下の平民と大差ない身分の志士が多く出てくるのです。
奇兵隊以後に設立した各諸隊の幹部はそれこそ身分は低い人たちが多かったのです。
伊藤博文と力士隊が一番に高杉晋作の元に駆けつけたのが、人生の一番の自慢話となりましたが、その伊藤博文は百姓出身ですし、あの時期の奇兵隊を率いた山縣有朋は足軽以下の中間身分でした。
ここが民衆の人気の一因です。
立身出世は今でも民衆の夢です。
それを可能にした高杉晋作に民衆は熱狂しました。
未だに続く、高杉晋作の人気の秘密は、「民衆の立身出世を可能にした英雄」としての一面もあります。
素早く役所を占拠して、軍艦を接収します。
そして、その軍艦を使って、萩城に威嚇の空砲を撃ちますが・・・
地図を見ての通り、海から攻め込まれると萩城はあっという間に火の海になってしまいます。
高杉晋作が軍艦を手に入れた時点で、このクーデーターは成功と言ってよかったんですね。
(´・ω・`)
さて、次の回で内乱が収まるようです。
そして、長州が討幕運動の中心となります。
色々な幕末の有名人が登場しますよ!
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高杉晋作の挙兵に対して、何故、民衆は喝采を挙げ、味方をしたのでしょうか?
一因は高杉晋作の人気の高さがあります。
高杉晋作の奇兵隊創設しましたが、高杉は身分にとらわれずに有能な人材を登用したため、低い身分であった伊藤や山縣などが世に出るきっかけを与えました。
松下村塾と奇兵隊の存在により、幕末の長州藩からは足軽以下の平民と大差ない身分の志士が多く出てくるのです。
奇兵隊以後に設立した各諸隊の幹部はそれこそ身分は低い人たちが多かったのです。
伊藤博文と力士隊が一番に高杉晋作の元に駆けつけたのが、人生の一番の自慢話となりましたが、その伊藤博文は百姓出身ですし、あの時期の奇兵隊を率いた山縣有朋は足軽以下の中間身分でした。
ここが民衆の人気の一因です。
立身出世は今でも民衆の夢です。
それを可能にした高杉晋作に民衆は熱狂しました。
未だに続く、高杉晋作の人気の秘密は、「民衆の立身出世を可能にした英雄」としての一面もあります。
素早く役所を占拠して、軍艦を接収します。
そして、その軍艦を使って、萩城に威嚇の空砲を撃ちますが・・・
地図を見ての通り、海から攻め込まれると萩城はあっという間に火の海になってしまいます。
高杉晋作が軍艦を手に入れた時点で、このクーデーターは成功と言ってよかったんですね。
(´・ω・`)
さて、次の回で内乱が収まるようです。
そして、長州が討幕運動の中心となります。
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「花燃ゆ」の功山寺挙兵前夜 [ドラマ]
「初恋の人でした」
(´・ω・`)
って、小田村伊之助など尊皇攘夷派を弾圧して、幕府に対して徹底的に恭順の意を示すことによって長州は何とか危機を切り抜けようしますけど・・・
さて、とうとう高杉晋作が挙兵しました。
功山寺挙兵と言われる長州藩のクーデーターです。
ドラマでは小田村伊之助まで投獄されて斬首を言い渡されるほどだったのですから、高杉晋作や松下村塾の方々は戦々恐々としていました。
しかし、高杉晋作の味方がほとんどいませんでした。
後の初代総理大臣の伊藤博文が他の連中が様子見をしていた中で、一番に駆けつけたのが人生で一番の自慢話だ!
と、いうほどで、伊藤博文の力士隊以外は誰も高杉晋作の挙兵時についてきませんでした。
(´・ω・`)
まあ、長州藩の正規軍と戦ったら負ける・・・
と、思っている人達ばかりでした。
その時の奇兵隊の総管の赤禰武人も高杉晋作とは対立していました。
(´・ω・`)
高杉晋作は他の諸隊も説得していたのですが、良い反応はありませんでした。
そういう訳で、たった100人たらずの挙兵となった訳ですが・・・
さて、結果は高杉晋作は歴史に残る活躍をするわけで、それは次回となります。
しかし、過激な尊皇攘夷運動の反動とはいえ、長州藩の保守派はやり過ぎましたね。
窮鼠猫を噛むといいますけど、保守派を「俗論派」と高杉新作は言い、自分たちを「正義派」といいます。
そして、高杉晋作は長州藩を率いることになります。
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(´・ω・`)
って、小田村伊之助など尊皇攘夷派を弾圧して、幕府に対して徹底的に恭順の意を示すことによって長州は何とか危機を切り抜けようしますけど・・・
さて、とうとう高杉晋作が挙兵しました。
功山寺挙兵と言われる長州藩のクーデーターです。
ドラマでは小田村伊之助まで投獄されて斬首を言い渡されるほどだったのですから、高杉晋作や松下村塾の方々は戦々恐々としていました。
しかし、高杉晋作の味方がほとんどいませんでした。
後の初代総理大臣の伊藤博文が他の連中が様子見をしていた中で、一番に駆けつけたのが人生で一番の自慢話だ!
と、いうほどで、伊藤博文の力士隊以外は誰も高杉晋作の挙兵時についてきませんでした。
(´・ω・`)
まあ、長州藩の正規軍と戦ったら負ける・・・
と、思っている人達ばかりでした。
その時の奇兵隊の総管の赤禰武人も高杉晋作とは対立していました。
(´・ω・`)
高杉晋作は他の諸隊も説得していたのですが、良い反応はありませんでした。
そういう訳で、たった100人たらずの挙兵となった訳ですが・・・
さて、結果は高杉晋作は歴史に残る活躍をするわけで、それは次回となります。
しかし、過激な尊皇攘夷運動の反動とはいえ、長州藩の保守派はやり過ぎましたね。
窮鼠猫を噛むといいますけど、保守派を「俗論派」と高杉新作は言い、自分たちを「正義派」といいます。
そして、高杉晋作は長州藩を率いることになります。
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「花燃ゆ」の第一次長州征討の幕府側の情勢 [ドラマ]
お世継ぎも出来て、高杉晋作も逃げ切りましたね。
(´・ω・`)
それでは長州を包囲している15万の幕府軍はどうなってるの?
といいますと実際には士気は上がっておりません。
実は幕府は戦争が出来る状態では無いんですね。
(´・ω・`)
実際、あの当時の幕府に金はありません。
戦争なんぞという、金のかかる事は出来ないので、実は困っているところです。
そういう状況の中、薩摩藩は独自の行動をしています。
そもそも、倒幕を目論んでいるのは、薩摩とて同じです。
(´・ω・`)
むしろ、幕府が長州を潰してしまうと、公武合体派が息を吹き返しかねませんから、何とかしたいと思っているのです。
西郷隆盛と大久保利通が率いる薩摩藩の精忠組が中心となり、謀略を張り巡らしております。
その結果なのですが、西郷隆盛が徳川慶勝に信認されて、征長軍全権を委任された参謀格となりました。
(´・ω・`)
薩摩は長州を潰す方向ではなく、征長軍を早期に解散する方向で策を巡らし始めます。
ここら辺りの行動が、幕府側に結局、薩摩は敵か味方か?
という疑念を最後に抱かせるのですが・・・
実は江戸時代、幕府ずっと薩摩に対して色々と嫌がらせをしていて、恨みは相当に募っております。
(´・ω・`)
幕末の倒幕派はそもそも関ヶ原の戦い以降の西軍側で生き残った大名達が中心なのです。
ある意味、腹を割って手を組んで倒幕を目指せる他の藩というと、かつて関ヶ原の戦いで西軍総大将の毛利家ぐらいしかいないんですよね。
(´・ω・`)
まあ、でも主導権は取りたいというのが薩摩藩です。
と、いう訳で相当にヤヤコシイのですが・・・
さて、ドラマではそこら辺りがどういう演出がされるのか?
(´・ω・`)
先を楽しみにしたいと思います。
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(´・ω・`)
それでは長州を包囲している15万の幕府軍はどうなってるの?
といいますと実際には士気は上がっておりません。
実は幕府は戦争が出来る状態では無いんですね。
(´・ω・`)
実際、あの当時の幕府に金はありません。
戦争なんぞという、金のかかる事は出来ないので、実は困っているところです。
そういう状況の中、薩摩藩は独自の行動をしています。
そもそも、倒幕を目論んでいるのは、薩摩とて同じです。
(´・ω・`)
むしろ、幕府が長州を潰してしまうと、公武合体派が息を吹き返しかねませんから、何とかしたいと思っているのです。
西郷隆盛と大久保利通が率いる薩摩藩の精忠組が中心となり、謀略を張り巡らしております。
その結果なのですが、西郷隆盛が徳川慶勝に信認されて、征長軍全権を委任された参謀格となりました。
(´・ω・`)
薩摩は長州を潰す方向ではなく、征長軍を早期に解散する方向で策を巡らし始めます。
ここら辺りの行動が、幕府側に結局、薩摩は敵か味方か?
という疑念を最後に抱かせるのですが・・・
実は江戸時代、幕府ずっと薩摩に対して色々と嫌がらせをしていて、恨みは相当に募っております。
(´・ω・`)
幕末の倒幕派はそもそも関ヶ原の戦い以降の西軍側で生き残った大名達が中心なのです。
ある意味、腹を割って手を組んで倒幕を目指せる他の藩というと、かつて関ヶ原の戦いで西軍総大将の毛利家ぐらいしかいないんですよね。
(´・ω・`)
まあ、でも主導権は取りたいというのが薩摩藩です。
と、いう訳で相当にヤヤコシイのですが・・・
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(´・ω・`)
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「花燃ゆ」の第一次長州征討 [ドラマ]
禁門の変後に、朝廷は幕府へ対して長州追討の勅命を発しました。
(´・ω・`)
さて、世に言う第一次長州征討の始まりです。
ドラマでは相変わらず、文こと美和目線ですので、毛利家の奥がクローズアップされておりますが、お世継ぎを作ろうして、側室の数を増やしていたとは・・・
(´・ω・`)
奥の方々は呑気すぎるような気もします。
ところで、長州征討の動員兵力は幕府側が15万!
対する長州は・・・数千規模です。
一万も動員できません。
今は仲間になってくれる藩も無く、どうしょうも無い状態です。
これで戦争をしよう!
って、思うほうが変です。
(´・ω・`)
軍艦も先の下関戦争で沈められて、満身創痍の状態の長州に生き残る道はあるのか?
と、いう情勢でした。
幕府側からしてみると、長州が起こした、過激な攘夷活動の結果の下関戦争の後始末に300万ドルもの巨額の賠償金は幕府に請求されることになり、何もかも長州から押し付けられてしまいました。
ペリー来航前なら、長州は改易として、領地を幕府に召し上げられ、藩主は切腹だったんでしょうけどね。
(´・ω・`)
さて、どうなるんでしょうか?
ただ、幕府側も実は一枚岩ではありません。
ドラマではどういう見せ方になるのかわかりませんが、長州を生き延びさせようという人達も多いのです。
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(´・ω・`)
さて、世に言う第一次長州征討の始まりです。
ドラマでは相変わらず、文こと美和目線ですので、毛利家の奥がクローズアップされておりますが、お世継ぎを作ろうして、側室の数を増やしていたとは・・・
(´・ω・`)
奥の方々は呑気すぎるような気もします。
ところで、長州征討の動員兵力は幕府側が15万!
対する長州は・・・数千規模です。
一万も動員できません。
今は仲間になってくれる藩も無く、どうしょうも無い状態です。
これで戦争をしよう!
って、思うほうが変です。
(´・ω・`)
軍艦も先の下関戦争で沈められて、満身創痍の状態の長州に生き残る道はあるのか?
と、いう情勢でした。
幕府側からしてみると、長州が起こした、過激な攘夷活動の結果の下関戦争の後始末に300万ドルもの巨額の賠償金は幕府に請求されることになり、何もかも長州から押し付けられてしまいました。
ペリー来航前なら、長州は改易として、領地を幕府に召し上げられ、藩主は切腹だったんでしょうけどね。
(´・ω・`)
さて、どうなるんでしょうか?
ただ、幕府側も実は一枚岩ではありません。
ドラマではどういう見せ方になるのかわかりませんが、長州を生き延びさせようという人達も多いのです。
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「花燃ゆ」の高杉晋作が動く時! [ドラマ]
高杉晋作がとうとう赦免され、4カ国の和議交渉を任されますが、御年24歳・・・
ぶっちゃけ、若すぎると思いますし、過激派なのが分かっている人物に任せるというのも・・・
(´・ω・`)
長州藩っていい加減だな・・・
って、普通、思うとおもいます。
ドラマは美和と名を改めた文が主人公なので、奥での生活や高杉家の正装を持ってくるといったり・・・
この和議交渉でもっと、スポットライトを当てる場面があるだろう?
と、思わなくもないんですが、それが「花燃ゆ」ですね。
過激攘夷派の巣窟となり、ほとんどテロリストと変わりない?
って、所が現代ではドラマ化が憚れるんでしょうかね・・・
視聴者は置いてけぼりですけど、しかし、何でこんな若者に?
他にも家臣は沢山いるだろう?
と、思われるかも知れませんが、長州藩内部で責任の押し付け合いをして、高杉晋作にお鉢が回ったようです。
さすがに異国との交渉の責任を負いたいという重役も居なかったようですね。
それに通訳として急遽、長州に戻ってきた伊藤博文とも高杉晋作との仲も良いですからね。
と、いう訳で高杉晋作に任せることになりました。
毛利敬親が「この殿様がもっと馬鹿でも、もっと利口でも、長州藩は途中でつぶれていたであろう。無能な名君、という不思議な人も歴史の中には存在するということだ。」と清水義範が評しているのですが、この藩主ならではという状態です。
ある意味、最善の方法だったと後世の人間なら分かりますけど、博打も博打ですね。
さて、この和議交渉は、同じく大河ドラマ「花神」で行われております。
諸外国は、莫大な賠償金と日本の領土の一部拝借をもくろみます。
その対象は、彦島です。
本州と九州を繋ぐ最重要拠点です。
もし、交渉の結果、この彦島が植民地になっていれば、ここが香港のようになり、場所的に彦島以南が日本では無くなっていたかも知れません。
何とか植民地化だけは避けないといけません。
この交渉で、高杉晋作は「古事記」の講釈を始めます。
神話の時代から続く天皇と日本の歴史。
他民族に支配された事も無ければ、今後も絶対に支配されない!
と、交渉では無く、狂ったように言い続けたようです。
(´・ω・`)
ここをドラマ化して欲しかったです。
今後の明治維新後に、日本で表面化する異民族への嫌悪感と同化させたがる思想がみえます。
(´・ω・`)
ここが明治維新後のキーポイントなのですが・・・
とにかく、侵略しようとする諸外国とそれに対向するために死に物狂いで戦う。
こういう人が政権を作ったことが日本が他のアジアの国々と違い、独立を保てた理由だと思います。
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ぶっちゃけ、若すぎると思いますし、過激派なのが分かっている人物に任せるというのも・・・
(´・ω・`)
長州藩っていい加減だな・・・
って、普通、思うとおもいます。
ドラマは美和と名を改めた文が主人公なので、奥での生活や高杉家の正装を持ってくるといったり・・・
この和議交渉でもっと、スポットライトを当てる場面があるだろう?
と、思わなくもないんですが、それが「花燃ゆ」ですね。
過激攘夷派の巣窟となり、ほとんどテロリストと変わりない?
って、所が現代ではドラマ化が憚れるんでしょうかね・・・
視聴者は置いてけぼりですけど、しかし、何でこんな若者に?
他にも家臣は沢山いるだろう?
と、思われるかも知れませんが、長州藩内部で責任の押し付け合いをして、高杉晋作にお鉢が回ったようです。
さすがに異国との交渉の責任を負いたいという重役も居なかったようですね。
それに通訳として急遽、長州に戻ってきた伊藤博文とも高杉晋作との仲も良いですからね。
と、いう訳で高杉晋作に任せることになりました。
毛利敬親が「この殿様がもっと馬鹿でも、もっと利口でも、長州藩は途中でつぶれていたであろう。無能な名君、という不思議な人も歴史の中には存在するということだ。」と清水義範が評しているのですが、この藩主ならではという状態です。
ある意味、最善の方法だったと後世の人間なら分かりますけど、博打も博打ですね。
さて、この和議交渉は、同じく大河ドラマ「花神」で行われております。
諸外国は、莫大な賠償金と日本の領土の一部拝借をもくろみます。
その対象は、彦島です。
本州と九州を繋ぐ最重要拠点です。
もし、交渉の結果、この彦島が植民地になっていれば、ここが香港のようになり、場所的に彦島以南が日本では無くなっていたかも知れません。
何とか植民地化だけは避けないといけません。
この交渉で、高杉晋作は「古事記」の講釈を始めます。
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他民族に支配された事も無ければ、今後も絶対に支配されない!
と、交渉では無く、狂ったように言い続けたようです。
(´・ω・`)
ここをドラマ化して欲しかったです。
今後の明治維新後に、日本で表面化する異民族への嫌悪感と同化させたがる思想がみえます。
(´・ω・`)
ここが明治維新後のキーポイントなのですが・・・
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