おっさんプログラマーがウケた話38『なぜ大切な事は言葉にしないと駄目なのか?』 [本]
IT技術者をしているとよく言われませんか?
『設計書に書いてあるでしょう!』
って・・・(´・ω・`)
さて、人間の脳にとって、文字とはなんでしょうか?
文字を処理する側頭頭頂接合部は言語処理以外にも、自分とその他環境を区別するだとか、自分ではない別の視点から見たときには物事がどう見えるか、なんていうかなり高度な処理を行います。
そう、もともと文字を理解する部分の脳は、文字を理解するためには出来てないんですね。
よく池上彰先生が、『私は作家です』とか言いますが、テレビに引っ張りだされるのは『言葉』にしないと広く理解されないという理由です。
人間は文字を使うようになって、4000年ぐらいですが文字で理解するのは高度なことなんですね・・・(´・ω・`)
それに本を読むと時に、音読や頭の中では言葉にしている人も多いと思います。
いったん文字を言葉にしてから理解しているのです。
また文書より漫画の方が理解しやすいのは、脳による変換が少ないからです。
そういう訳で。文書を読む為には、相当な訓練をしないと身につかないのですが、言葉を理解するのは容易いのです・・・(´・ω・`)
特に日本語のような、象形文字と音節文字の組み合わせて文書を成すのは、非常に高度な脳の処理を要求するんですね。
なので、大切な事は『言葉』にして何度でも言う。
大切なことなんですよね・・・(´・ω・`)
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