おっさんプログラマーがウケた話34『人工知能に意識は宿るのか?』 [パソコン]
グーグルのAI(人工知能)研究者であるブレイク・レモインが、このほど休職処分を受けました。
人と会話するよう設計されたグーグルの大規模言語モデル「LaMDA(Language Model for Dialogue Application)」には“感情”があるとレモインが公に主張したことを受けての措置です・・・(´・ω・`)
人と会話するAIの評価について、アラン・チューリングが提案したのが、チューリング・テストと言われ、ある機械が「人間的」かどうかを判定するためのテストが続いています。
チューリングテストは、質問者であるプレイヤーCは、AとBどちらのプレイヤーがコンピュータでどちらが人間か回答します。
コンピューターが人間だと回答する人の割合が高ければ、このAIはチューリング・テスト合格者となり、30%以上の確率で審査員らに人間と間違われて史上初めての「合格者」となったのは、ロンドンの「13歳の少年」の設定で参加したロシアのチャットボットであるユージーン・グーツマンです。
今は十分に人間的な会話が可能なAIの開発が可能になっています。
それに感情が宿るのか?
については、現行のコンピューターはフォンノイマン型アーキテクチャと言われて、どこまで進歩しても計算機なので、無理という結論になってます。
そう、ノイマン型コンピュータ以外なら意識が宿る可能性があるのですが・・・(´・ω・`)
ニューラルネットワーク(神経網)は「入力を線形変換する処理単位」がネットワーク状に結合した数理モデルですが、それが実際に生物の神経系のシミュレーションであるかは議論されていて、違うという結論が出ています。
まあ、夢の無い話ですが、現状では意識が宿るわけないという結論ですね・・・(´・ω・`)
さて、私も人工知能について、卒業研究でPC-98シリーズにフロッピーディスクを記憶容量に使う、チャットボットを発表しました。
私の結論としては人間の身体を使ったロボットなら、意識が宿る人工知能が作れるのではないか?
と、いうことはその当時考えていました。
別にモルモットでも良いのですが、生体部分がどうしても必要という結論です。
意識というのは、身体に対して行っている行動だと定義すると、コンピューターだけではその生存についての欲も生まれようが無いですよね・・・(´・ω・`)
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