SSブログ

おっさんプログラマーがウケた話28『舶来品は死語?』 [パソコン]



プラザ合意で終戦後に続いた日本の通貨安政策が破綻して、今に続く円高になるのですが・・・(´・ω・`)
じゃあ、その前はどうだったのか?
と、いう話をします!

1ドル200円台の頃、輸入品は『舶来品』と呼ばれていました。
とにかく、この当時の海外の輸入品は高いのです。
洋酒も高いのです。
今は2000円程度で買えるジョニー・ウォーカー 黒ラベル(ジョニ黒)も1957年においてのジョニ黒の実売価格は1万円であり、これは当時の大卒初任給二ヶ月分に相当しました。
プラザ合意前のジョニー黒は、超高級酒だったんです・・・(´・ω・`)
あの当時、金持ちしか行けない海外旅行の免罪品のお土産の定番でした。
私も大人になって、僕でも買えるジョニ黒を飲んでみて、昔の映画でこの酒が高級家具で飾られているのをしみじみと思い出したものです。

少し前に中国人観光客の爆買いというのが、ニュースで報じられましたが、それは中国は通貨安政策により輸入品は高いので日本の免罪品に殺到したという昔の日本人観光客もやっていたことです。

なのでパソコンも舶来品のPC/AT互換機もAppleⅡなども高すぎて買えないので、日本のメーカーのパソコンを買っていたのです。
プラザ合意後の1990年代で、日本製のパソコンより安くなってしまったPC/AT互換機にシェアを乗っ取られてしまうのも、日本製より安くなってしまったからなんですね・・・(´・ω・`)

さて、円安が続いていますがどこまで続くのでしょうか?
多分、150円~160円ぐらいのレンジぐらいになると、輸入品が高いという物価になります。

今、輸入品が安いというのが実は覇権国家ならともかく、その同盟国である日本では異常な事態だということなんですね。
30年続いてしまったので、海外で生産して輸入して国内で売って利益を得るというビジネスモデルの企業が目立ってますが、本来の国内で生産して国内海外で売るというビジネスが復活することでしょう。


岡山県 ブログランキングへ













nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。