終戦記念日に考える人種差別と明治維新から太平洋戦争 [時事]
日本人は終戦記念日付近には、戦争を考える時期ですね・・・(´・ω・`)
欧米の帝国主義で中国・日本・タイ以外のアジアの国は、植民地化されていくなか、アジアの大国の中国もアヘン戦争で負けて、半植民地状態になっていきました。
タイも何とか独立を保っているような状態が続きます。
最期に残った日本は、幕末の尊皇攘夷運動から、明治維新を起こして、近代国家への道を進みます。
その近代国家となった理由は、欧米のような帝国主義国家に日本がなる為でした。
その頃の国際社会は人種差別が横行して、半植民地となった中国で日本人が見たのは、奴隷のように欧米人にこき使われる中国人たちでした。
その恐怖が日本人を急速な近代化に駆り立てたのです。
(´・ω・`)
百田尚樹先生の「今こそ、韓国に謝ろう」で述べられている、日本が勝手に韓国や台湾、満州に対して、過剰な投資をして急速に近代化させた理由は、日本の他にもアジアで近代国家が建国させて、その同盟により欧米に対抗しようというものです。
(´・ω・`)
太平洋戦争中に、インド独立の父ガンディーが1942年7月26日に「すべての日本人に」と題する以下の公開文書を発表しました。
(´・ω・`)
「
私は、あなたがた日本人に悪意を持っているわけではありません。あなたがた日本人はアジア人のアジアという崇高な希望を持っていました。しかし、今では、それも帝国主義の野望にすぎません。そして、その野望を実現できずにアジアを解体する張本人となってしまうかも知れません。世界の列強と肩を並べたいというのが、あなたがた日本人の野望でした。しかし、中国を侵略したり、ドイツやイタリアと同盟を結ぶことによって実現するものではないはずです。あなたがたは、いかなる訴えにも耳を傾けようとはなさらない。ただ、剣にのみ耳を貸す民族と聞いています。それが大きな誤解でありますように。 あなたがたの友 ガンディーより。
」
同時代の政治活動家にも指摘される通り、日本は欧米列強と肩を並べ、アジア人のアジアとして、人種差別をさせない世界ににするという目標を持って、戦っているうちに、帝国主義国家の野望としか言えない行動をするようになってしまいました。
(´・ω・`)
その戦いのスローガンは「尊皇攘夷」でした。
幕末から太平洋戦争中も同じです。
日本人は命を賭して世界と戦い続けたのです。
(´・ω・`)
アジア人のアジアという希望が果たされた現在、日本が目指す次の希望は何なのか?
答えられる人は少ないですよね。
(´・ω・`)
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