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PAC3って何? [時事]



日本政府は北朝鮮が米領グアム沖に弾道ミサイルを発射する計画を表明したことを受け、中四国4県の陸上自衛隊駐屯地に空自の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開しました。
(´・ω・`)
PAC3を展開したのは、出雲(島根)、海田市(広島)、松山(愛媛)、高知(高知)の4駐屯地で、もしミサイルがその地域周辺に落ちてきた場合に迎撃する破壊措置命令は昨年8月以降、常時発令されています。
(´・ω・`)

さて、PAC3は何かという事ですが、日本のミサイル防衛システムはこの図の通りです。

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(出典 日経経済ナレッジバンク)

イージス艦に搭載したスタンダード・ミサイル(SM3)で高度100-300キロメートルでまず迎撃するのですが、今回の場合は、ミサイルが誤って日本国内に落ちてきた場合は、日本国内の地上に配備した地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を使い、高度十数キロメートルで撃ち落とすことになります。
その性能は、上昇限度15,000m・対弾道弾射程20kmなので、中四国の駐屯地4箇所で、その地域を全域をカバー出来ているかといいますと・・・(´・ω・`)

安倍首相の言うとおり、「国民守るため最善尽くす」という通り、現状、日本の自衛隊の装備で出来る限りという状態にはなっております。
PAC3の射程は20kmですから、配置された駐屯地周辺の地域しか守れません・・・(´・ω・`)
もともとは、軍事基地などの重要拠点を守る為の迎撃ミサイルシステムです。

北朝鮮が強気なのは、現状のミサイル技術ではアメリカといえど、攻撃側が圧倒的に有利なので、アメリカの国防総省ペンタゴンも北朝鮮に対しては先制攻撃による、アメリカと同盟国の全火力による北朝鮮の徹底的に破壊という作戦案が一番の有効策と言われております。
(´・ω・`)

トランプ大統領の「誰も見たことのないことが起きる」というの発言は、その作戦案の事を行っているのです。
私、想像しますに、それこそ北朝鮮を焦土にするという、ミサイルの飽和攻撃とステルス爆撃による空爆からの、上陸作戦となると思います。
(´・ω・`)

さて、朝鮮戦争は休戦のまま続いておりますので、北朝鮮にとってはアメリカに対しての戦争状態を止めるわけにはいかず、アメリカも北朝鮮に譲歩するような交渉をするわけにもいかず・・・(´・ω・`)
で、この状況です。
(´・ω・`)

正直、トランプ大統領の就任前の発言で、北朝鮮情勢が好転する可能性も期待されたのですが、悪化し続けておりますね。
日本にとっては迷惑そのものですね。
(´・ω・`)








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