おっさんプログラマーがウケた話40『なぜKDDIの通信障害がここまで被害が大きいのか?』 [パソコン]
KDDIの通信障害がまる2日かかっても、復旧していません。
auなどの約3915万回線の通信が不安定になっています。
IT技術者なら、auもインターネット回線のはずなのに、なんで通信障害が長引くの?
(´・ω・`)
と、思うはずです。
そもそもインターネットは世界中のネットワーク機器とネットワーク機器の相互接続を可能にして、「ネットワークのネットワーク」が実現させているので、一部のネットワーク機器の障害があっても他のネットワーク機器を使うことで大規模な被害が表面化しないことが、一番の利点のはずなのです。
しかし、携帯電話会社の場合、2018年12月SoftBank、2021年10月のNTTドコモ、そして今回のauの通信障害と影響する回線規模の大きさがニュースで報じられています。
実は携帯電話の回線の場合は、スター型ネットワークと言われ、キャリアの交換機に接続後にインターネットに接続されます。
(出典ソフトバンク)
なので、モバイルコア網と全国各地の中継網をつなぐコアルーターの一つが不具合を起こっただけで、影響がすべての回線に対して起こったというわけです。
社会インフラの一つとなった携帯電話キャリアのネットワークが、実はこんなアナログの固定電話の時代から続く電話会社へ一旦接続してから、インターネットに接続するという仕組みは変わってないのです。
今後、このような大規模な通信障害を起こすような根本原因を取り除くのであれば、通信局から直接インターネットに接続する構成にすれば、一部の通信機器の不具合はその地域だけに限定されるのですが・・・(´・ω・`)
各ネットワークが本当の社会インフラとなり、公共化する時代が来ない限りは無理そうです
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おっさんプログラマーがウケた話39『なぜAppleは独自のCPUを開発したのか?』 [パソコン]
Appleシリコンを搭載したMacを見ると、シミジミと思う・・・(´・ω・`)
ジョブスが生きていたら、ようやく達成したと思うんだろうなぁって。
Appleは今のパソコンを作ったといってもよく、一時期はシェアトップでした。
しかし、トップシェアはIBMに奪われてしまいます。
Apple2のCPUはMOS 6502なんでが、インテルのCPUと違い互換性を持たせて16ビット化したのが最後で、その後の性能向上は途絶えてしまいました。
よって、MacintoshのCPUはApple2と互換性のないMC68000になります。
しかし、そのMC68000もMC68040までは互換性を保ちながら性能向上しますが、製品が途絶えてしまい、MacintoshのCPUを新たな作らなければならなくなり、PowerPCをIBMと協力して開発します。
しかし、インテルとの性能競争に負けて、IBMも開発継続を断念し、とうとうMacintoshはインテルのCPUを搭載しなければならなくなります。
しかし、ジョブスは『10年はこのままでいいだろう』と嘯き、Appleは独自の高性能CPU開発に着手します。
iPodやiPhoneなどのモバイル機器で最初に使用され、インテルを完全に追い抜いたときに、Appleシリコンは発表され、パソコンのMacもAppleの自社開発のCPU搭載することができました。
よくよく考えてみれば、短いパソコンの歴史の中で、メーカーでCPUを独自で開発したのは珍しいですが、この苦難の歴史があるからこそ、Appleの美学を体現する高性能CPU開発したことが悲願だったと理解できます。
ほんと、偏屈で頑固なメーカーですよね・・・(´・ω・`)
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