おっさんプログラマーがウケた話39『なぜAppleは独自のCPUを開発したのか?』 [パソコン]
Appleシリコンを搭載したMacを見ると、シミジミと思う・・・(´・ω・`)
ジョブスが生きていたら、ようやく達成したと思うんだろうなぁって。
Appleは今のパソコンを作ったといってもよく、一時期はシェアトップでした。
しかし、トップシェアはIBMに奪われてしまいます。
Apple2のCPUはMOS 6502なんでが、インテルのCPUと違い互換性を持たせて16ビット化したのが最後で、その後の性能向上は途絶えてしまいました。
よって、MacintoshのCPUはApple2と互換性のないMC68000になります。
しかし、そのMC68000もMC68040までは互換性を保ちながら性能向上しますが、製品が途絶えてしまい、MacintoshのCPUを新たな作らなければならなくなり、PowerPCをIBMと協力して開発します。
しかし、インテルとの性能競争に負けて、IBMも開発継続を断念し、とうとうMacintoshはインテルのCPUを搭載しなければならなくなります。
しかし、ジョブスは『10年はこのままでいいだろう』と嘯き、Appleは独自の高性能CPU開発に着手します。
iPodやiPhoneなどのモバイル機器で最初に使用され、インテルを完全に追い抜いたときに、Appleシリコンは発表され、パソコンのMacもAppleの自社開発のCPU搭載することができました。
よくよく考えてみれば、短いパソコンの歴史の中で、メーカーでCPUを独自で開発したのは珍しいですが、この苦難の歴史があるからこそ、Appleの美学を体現する高性能CPU開発したことが悲願だったと理解できます。
ほんと、偏屈で頑固なメーカーですよね・・・(´・ω・`)
岡山県 ブログランキングへ
2022 13インチMacBook Pro: 8コアCPUと10コアGPUを搭載したApple M2チップ, 256GB SSD - スペースグレイ
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
- 発売日: 2022/06/24
- メディア: Personal Computers
Apple MacBook Air M1 2020(13インチAir,8GB RAM,256GB SSD,8コアCPU/8コアGPU) シルバー (整備済み品)
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- メディア:
コメント 0