祝完結!『ゴールデンカムイ』 [漫画]
野田 サトル先生の代表作『ゴールデンカムイ』が完結しました!
この漫画でアイヌ文化に触れた人も多いと想います。
物語は明治末期、日露戦争終結直後の北海道周辺を舞台とした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画です。
北海道周辺の原住民族はアイヌと呼ばれ、漁労採集生活をしている民族でした。
江戸時代までは、松前藩を窓口に交易が行われていたのですが、非常に過酷な扱いをしていたのと、ロシアとの緊張状態もあったので、江戸時代後期からはしばしば幕府に蝦夷地支配をとりあげられていました。
アイヌとの関係の転機が訪れるのは、明治時代からで日本政府は北海道を開拓し領土化するために、本土の日本人を大量に送り込み始めて、北海道の支配を進めていきました。
これは、樺太、千島列島に対しても、ロシアとの緊張状態を背景に領土化していき、日露戦争に行き着きます。
ほぼ10倍の国力差を覆して、日露戦争に辛勝した日本は樺太の南半分と、千島列島を手に入れます。
しかし、それは北海道周辺にも元々住んでいたアイヌ人を無視した支配をロシアと日本が続けるという事になりました。
さて、そんな歴史背景の中、少数民族の独立を望む運動とテロ、それを実現するための莫大な軍資金である金塊を巡って、さまざまなドラマを生み出しながら、戦いが続いていきます。
特に『アシリパさん(私も「さん」づけします)』がすごいです。
アイヌ文化の体現者としての側面と、実はアイヌ独立の成し遂げるために英才教育を施されたヒロインとしての側面、そして可愛らしい美少女と、他の登場人物の暑苦しさを柔らかくしてくれるので、物語の希望として輝いてくれます。
さて、アニメ化も映画化もされることになっている作品なので、今後も楽しみですね。
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おっさんプログラマーがウケた話50『円安がIT技術者に追い風になる!』 [時事]
私はIT技術者として、30年の職歴があるんですが、『失われた30年』とピッタリと重なるんですよねぇ・・・(´・ω・`)
この『失われた30年』というのは、産業空洞化と言われ、日本から産業が失われていった時代です。
1985年のプラザ合意による円高が続き、1990年代中頃から固定化された円高を背景とした国内工場移転が始まりました。
(本の製造業における海外生産比率の推移)
日本のIT業界も海外へ外注され、かつては中国、今はインド、ベトナム、フィリピンで開発が行われています。
しかし、この円安で、ビッグマック指数(Big Mac index:BMI)はその国のビックマックの値段で各国の経済力を比較できるのですが、1ドル=136円で計算すれば日本のビックマックは390円なので、 2.86ドルとなります。
ここで、現在のIT業界の外注先のインドが2.47ドル、ベトナムが2.96ドル、フィリピンが2.556ドルです。
もうこの国々と日本は物価は変わらないんです・・・(´・ω・`)
日本に産業が戻ってきます!
(*´∀`*)
子供の頃に『手に職をつけろ!』と教育され、IT技術者となったものの、海外の安いIT技術者をつかえ!、お前の単価で海外では3人雇えるんだ!
とか、ボロクソに言われ、仕事では設計しかできず、趣味としてほそぼそとプログラムをして頃から考えると夢のような時代になりました。
日本人技術者の復権が叶います!
さあ、皆さん開発しましょう!
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たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門
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