おっさんプログラマーがウケた話4『マイクロソフトが本気になった?XBOX』 [パソコン]
PlayStation2登場頃には、ソニーのゲーム部門であるソニー・コンピュータエンタテインメントが他のソニー全体を超える利益を超えていました。
そして、PlayStation以上に開発費を投入して、ライバルを追い落とすゲーム機が登場します。
PlayStation2はゲーム機史上で最も売れたゲーム機(1億5500万台)です。
さて、その性能からゲームセンターで提供されるアーケードゲームすら超えていると言われ、ゲームセンターは衰退を初めます。
セガはゲーム機から撤退、任天堂もPlayStationと性能で競うゲーム機は発売できなくなりました。
競争相手がいなくなったようにみえたゲーム機に新たなプレイヤーが参入します。
世界最大のソフト会社であるマイクロソフトが、ゲーム機というハードを発売します。
ゲーム機の設計じたいPC/AT互換機用パーソナルコンピュータの部品をほぼそのまま流用したもので、後のPlayStation4やXbox Oneからのゲーム機の設計の先駆けとなりますが、まだこの当時はゲーム機として使うにはインテルのCPUを使うのは高価で、ソニーよりゲーム機本体を売ることの赤字が膨らみます。
しかし、ソニーを超える資金力を持つマイクロソフトは、ゲーム業界にソニーのライバルとして競い次世代機のXbox 360では北米ではPlayStation3に勝利します。
XBOXにより、ビル・ゲイツのハードウェア業界への参入の心理的な障壁が取り除かれ、今に続くマイクロソフトがハードウェアの会社としても業界の重要な会社であるという地位が築かれたのです。
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