おっさんプログラマーがウケた話2『雑誌の付録はLinux』 [パソコン]
ハッカーからは熱狂的に指示されたパソコンで動作するフリーでオープンなLinuxですが、登場当時は使えるようにするまでは面倒だったんですね。
この当時はパソコンはデスクトップが主流で、大学に所属していたなら友達たちにお願いするとか、持ってくるとかでインストールしてもらうとかが一般的でした。
それが一変するのが、Linuxディストリビューションの登場です。
OSの中核部分であるLinuxカーネルに、各種のツールやユーティリティ、ライブラリ、アプリケーション、ソフトウェア開発ツール、デバイスドライバ、インストーラなどを追加して一つの圧縮ファイルやメディア(CD)にパッケージしたもので、一般人でもLinuxシステムを構築が可能になります。
今でも続く、各Linuxディストリビューションの会社が設立されたのが、1994年頃です。
日本では少し遅れてWindows95が爆発的なヒットをしている頃に、それと同等以上のOSが雑誌の付録として提供されていました。
Red Hat Linuxが欲しければ、雑誌を買えというわけですね。
インターネットもテレホーダイという状況なので、それが一般的でした。
これでハッカー以外にも爆発的に普及します。
私も古くなったノートPCをLinuxサーバーとして使ってました。
あの当時もWindowsより軽かったんですね。
プログラマー雑誌もまだ存在した時代、LinuxのCDは溜まっていき、プログラマーが頼めばLinuxがもらえるという時代でした。
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