人は必ず障害者になる：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

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人は必ず障害者になる　[時事] [編集]

「ＮＨＫ「障害者を感動話に」方程式批判」
http://mainichi.jp/articles/20160829/k00/00m/040/091000c

24時間テレビでもそうですが、確かに障害者への扱いは日本は変わりませんね・・・(´・ω・｀)
障害者自身から「感動ポルノ」と苦言を言われるのもよくわかります。

私の近所には、「社会福祉法人旭川荘」があります。
http://www.asahigawasou.or.jp/

障害者施設を中心に事業を行う総合医療福祉施設です。

見学もさせて頂いたし、現理事長の御子息と幼馴染だったりもするので、人よりは少し障害者の方々との接点が多かったのですが、もちろんそれで思うことは、色々とあります。

中学生の生徒として見学した時には、旭川荘で学ぶ方々と、車いすで競争や、ゲームで競ったりとかで、決して私らとは劣ってはいないことを、証明するような行事でした。
この当時は社会で働くことも制限されていましたが、決して同世代の私らと劣る訳ではないという事を、私らと競わせることで、証明していく事が世論を変える一助になるとの考えもあったのだと思います。

その時に旭川荘の方から言われた言葉は、今も心に残っております。

「人は必ず障害者になる」

老いで、事故で、身体はどんどん障害を負っていくのです。
(´・ω・｀)

先天性か後天性の違いだけで、若くして障害者になった方は、先輩なのだと教えて頂きました。

もちろん、その旭川荘で働く方々の苦労は並大抵のものではありません。

そこで働く医師の息子と幼馴染だったこともあり、金が無い！
ことが、一番ツライというのが、骨身に染みることでした。
・・・(´・ω・｀)
普通の医師として働けば、中流以上の生活を保証されるのに、旭川荘で働いているので、報酬は並以下。
「本当に医者の息子か？」
と、その貧しさを他の医者の家族たちから言われたことは、一度や二度では無いそうです。
(´・ω・｀)

しかも、重症心身障害児を受け入れている旭川荘です。
激務でもあります。
(´・ω・｀)

正直、私はその方々の姿を見て、とても私には務まらないと思ったもんでした。
(´・ω・｀)
私の子供の頃から、大人になり、その障害者の方々への配慮が少しずつ変わっていってます。
(*'▽')

最初は小規模な施設から、それに続く方々の努力で、規模は年々大きくなり、社会を変革する力として、今は存在しています。
(*'▽')

ただ、やっぱり予算は満足には無いそうです。
(´・ω・｀)

障害者を美化したドラマで感動するのは、実によくわかりますが・・・(´・ω・｀)

実態を描いたドラマはとても今でも世に出せるものでは無いのです。
(´・ω・｀)
むしろ、それが世の中に出れば、社会が完全に障害者の社会参加を認めたという事になると思います。