漫画「スティーブズ」の決戦前夜、MacintoshとMS-DOS、そしてExcelの誕生へ [ゲーム]
パソコンの黎明期が活き活きと描かれている「スティーブズ」は、原作は松永肇一先生、漫画化はうめ(小沢高広/妹尾朝子)先生の名作です!
(*'▽')
http://comishos.shogakukan.co.jp/cp/?id=ume-steves
さて、今号の物語ではジョブスがビル・ゲイツにマッキントッシュのアプリケーションを作らせる為にアップルに呼び出します。
その当時、ビル・ゲイツ率いるマイクロソフトはMS-DOSという16ビット用のDOS(ディスクオペレーティングシステム)を開発が終わり、ご存じのとおり、このOSが覇権を握り、1995年時点で全世界で1億本を出荷します。
(*'▽')
しかし、人によっては「10年先をいくパソコン」という、GUIを実現したOSを搭載したパソコンであるMacintoshも同じ時期に存在して、熱狂的なファンを獲得します。
Mac信者とか、Mac教と揶揄されるファンは・・・(´・ω・`)
今でもいますよね、アップルの熱狂的なファンって・・・(´・ω・`)
さて、私はMS-DOS派だったので、その方々に散々、いびられました・・・(*'▽')
今では良い思い出です。
さて、そのビル・ゲイツですが、かなり衝撃を受けたようです。
(´・ω・`)
それもそのはず、Macintoshのハードウェアが$10,000以上のワークステーションに匹敵するものだったのです。
後に、もしMacintoshのOSをライセンスしてくれるのなら、マイクロソフトはOSの開発を止めていい!
とまで、言わしめる魅力が確かにありましたねぇ・・・(´・ω・`)
さて、スティーブズでは、ビル・ゲイツがマイクロソフトのマルチプランという表集計ソフトをGUI化してMacintoshにリリースして、このソフトは現在も続くオフィスで使われる代表的なアプリケーション「Excel」へとつながっていきます。
俺たちの操作性のルールを守れば。
「そうすればお前らでも、美しいアプリを作ることができる」
と、ジョブスはビル・ゲイツにささやきますが・・・(´・ω・`)
この当時の時代背景は、アプリケーションは高速な処理を目的として、アセンブラ言語で開発されているのが普通です。
アセンブラ言語は動作するパソコン毎に差が大きく、同じCPUを使っているといってもIBM-PCからPC-98へ移植作業は非常に困難なんですが・・・(´・ω・`)
マイクロソフトはBASICを色んなパソコンに売り込んでいて、移植性も考慮した開発を率先して行っていました。
表集計ソフトのマルチプランはC言語で開発されており、他のメーカーよりはMacintoshへの移植が短期間で行えたました。
この当時から、そろそろアプリケーションがC言語などのプログラム言語で開発が始まっていきます。
(*'▽')
そして、物語は現代でも聞いた事があるアプリケーションがMacintoshのアプリケーションとして、登場していきます。
(*'▽')
GUIを搭載したOSで数々のアプリケーションの操作性を統一されていくのです。
率先して、GUIの経験を得たマイクロソフトは、その後にIBM-PCにGUIを提供するWindows開発に生かされていくのですが・・・(*'▽')
さて、ビル・ゲイツが実現できても、少なくとも数年先だと思っていたGUIを実装したパソコンの行く末はいかに!
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