自分すら駒として扱え！帝王学の応用例「戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 」：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

自分すら駒として扱え！帝王学の応用例「戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 」　[漫画] [編集]

私はKAKERU先生のファンなんですが、ブログの記事で、毎月書いていた魔法少女プリティ☆ベルの感想もWeb化してからあまり書いてないし、天空の扉も連載は田舎である地元に戻ってきてから、コミックでしか読んでない。
そして、同じくWeb漫画「戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 」は『ゆけっ!! 悪の組織ダークドリーム!!』からちょっとエロ成分が少なくなって連載してますが、その感想も書いてないなぁ・・・(´・ω・｀)
と、いう事で書く事にします。

戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 1 (チャンピオンREDコミックス)

作者: KAKERU
出版社/メーカー: 秋田書店
発売日: 2015/09/18
メディア: コミック

Web漫画の作品紹介ページです。
http://chancro.jp/comics/darkdream

さて、このKAKERU先生の作品には、一貫した帝王学が貫かれています。

たとえば、性格を4指標16タイプで性格を分類します。
http://www.seikakushindan.info/
と、いう性格分析があるんですが、4指標で「分析家」「外交官」「番人」「探検家」と分かれるんですが、KAKERU先生の作品は主要キャラのほとんどが「分析家」に分類されます。

「戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 」はプリキュアを「分析」して悪の組織が現実的な判断をして、アニメのプリキュアのような戦闘をしているという前提の物語です。

悪の組織はプリキュアの登場するマスコットキャラクターの世界をそのキャラクターをペットとして事業化するという目的を持って行動しています。

・・・(´・ω・｀)
うちのそういうマスコットキャラの星の動物を捕獲して、地球でペットにしちゃおう！
って、今度リリースするうちのゲームとそう変わらないんですよね。
今回、漫画を読みながら思い当たりました。

さて、そうなるとそのマスコットキャラ達にとっては、最悪の侵略者であり、民族浄化を行う虐殺者たりうるという事態になります。
(´・ω・｀)
そう、悪の組織は同じ人間であるプリキュアは戦う女の子たちが変身する前は狙わないし、家族込みで虐殺したりしません。
しかし、マスコットキャラを品種改良によりペット化して、ある意味、奴隷として世界中に売りさばこうとしています。
プリキュアでもシリーズによっては出てくる、マスコットキャラがプリキュアに変身して戦う理由がこの作品では「奴隷」という「ペット」にされる将来を憂い自分の身体を犠牲にして戦う力を得て、悪の組織と戦います。

地球の歴史でもアメリカの公民権運動は五十年前の出来事ですが、同じ人間を奴隷して扱う時代があり、それを拒絶する為なら死をも厭わない。
と、いうのが、第二次世界大戦時の日本人の本来の気持ちであって、今はアメリカべったりになったのは、そういう差別が無くなったからです。
国民感情が反中反韓に向いているのは、そっちの方が民族差別を行っている事に、日本人は嫌悪感を抱いている事が大きいと思います。

まあ、アメリカの方がマシってだけですけどね。
(´・ω・｀)
実際、中国と離れている国々にとっては、まだ差別はあるという事で国民感情が反米な国はたくさんあります。

と、いう訳で、その手の歴史の暗部をコメディとして漫画作品として出しているところが、私の琴線に触れているんだなぁ。
って、思います。
と、いう訳で気軽に読めるので、読んでみてください。
(*'▽')