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「花燃ゆ」の池田屋事件の衝撃 [ドラマ]

ドラマは文目線なので、養子の久米二郎の子育て、夫婦生活を重視しておりますが・・・
(´・ω・`)
さて、衝撃的な事件が起こりました「池田屋事件」です。

じゃあ、どうして「池田屋事件」が衝撃的だったのでしょうか?
池田屋で会合していたのは、ドラマでは八月十八日の政変を起こした中川宮こと「久邇宮朝彦親王」の暗殺を計画したテロリストたちです。
近年の研究では「京都大火計画」「松平容保暗殺」「天皇拉致」などの志士側の陰謀は新選組による捏造で、新選組の実力行使正当化や尊王攘夷派の信用失墜を狙った冤罪だとする説もありますが、志士側の資料は無く、幕府側の資料を元にした説ですが、ドラマではこっちを採択したようです。

たぶん、あの当時の志士たちの計画は、そういう派手な計画を立てて仲間を鼓舞しているので、そういう計画も話し合われたと思います。
(´・ω・`)
だって、吉田松蔭が老中暗殺に倒幕を訴えてましたし・・・
別に京都守護職の暗殺を考えてもおかしく無いです、井伊大老や親王よりは京都守護職は小物ですしね。

今の感覚では、京都の警察の一部門の新選組がテロリストを一網打尽にした。
って、だけですが・・・

江戸時代は各藩はそれぞれ別の国です。
長州が八月十八日の政変で京都から追放された時も血は流れず、長州も会津と薩摩を相手に戦う事はしませんでした。
それは戦争が起きてしまうからです。

それは絶対に避けたい。
(´・ω・`)
と、思っているのがあの時点の各藩の思惑ですし、長州が「進発派」と「割拠派」に分かれているのも、京都に向かって軍を進めたら、戦争になり、幕府に潰されてしまう。
という危険性もあります。

さて、しかしそれは会津も同じで、もし長州と戦ってしまうと、戦争をせざるを得ない。
と、なってしまいます。
そして、幕府の財政は戦争が出来る状態ではありません。

そこで「新選組」の登場となるのです。
会津藩の預かりとなっていますが、あくまで浪士の集まりであり藩にも幕府でも所属していない組織です。
政治情勢の複雑な京都では、もし他藩ともめたら、大事になります。
すごく使い勝手の良い人達です。
その新選組を矢面に立てて長州を追い出した。
これが池田屋事件です。

結果、当初は多勢に無勢のはずが、武装した新選組隊士たちに圧倒されてしまい・・・
ある意味、武士が農民や浪士たちに負けたとも言えるので、長州以外は内心はどうであれ黙ってしまいました。
ある意味、あの時点の新選組に負けたというのは、武士にとって恥となってしまうのですよ。
局長の近藤勇は道場主ですが、農民出身ですからね。
(´・ω・`)
でも、多くの仲間を殺されて長州は激高して、行動を起こしてしまいます。
これは次回ですね。

それに、長州では身分が関係ない奇兵隊が出来てますが、幕府側でも新選組のような身分に関係無い組織が台頭してきます。

この池田屋事件により、明治維新が遅れたか早まったか?
色々と論議はありますが、作家の司馬遼太郎先生は「この事件がなかったら薩長土肥主力の明治維新は永遠にこなかったであろう」と言われております。
この事件により、藩主や家老から下級武士たちが各藩の実権を握って、行動するという動きが今後活発になっていきます。
(´・ω・`)
志士たちも、文字通り命がけの行動になっていき、みんな眼の色が変わっていきます。

そういうわけで、行動がどんどん過激になっていきます。
武器もちょうどアメリカ南北戦争が終わり、余った武器が大量に日本に入ってくるのは、もうすぐです。


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