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「花燃ゆ」の久坂玄瑞との激論 [ドラマ]

始まりました久坂玄瑞と吉田松陰との入門前の文通です。
かなりの激論なんですが・・・。
・・・(´・ω・`)
最近の何かと似てるかも・・・。
http://www.2ch.net/
とか、思ってしまいますが・・・。
確かに過激思想にハマっている若者というのは・・・。
ネットウヨ?
って、思わざるえないんですけどもねぇ。
九州遊学をして、自分が学ぶべき師が吉田松蔭であると定めたのですが、
まず手紙というのは、やっぱり色々な悪評、それこそ罪人だからからなんでしょうね。

ただ、その「何とかしないといけない!」と思う気持ちを受け止め、教育を行った吉田松陰は、
指導者の鏡です。
青臭い書生論に対して返事を書くというのは、普通は面倒臭くなりますよね。
しかし、草莽崛起の思想を説く吉田松陰はこれからすべての思いを受け入れていきます。

その思いこそ大切!
そして、一緒に何をすべきか勉強しよう!
長州藩の殿様にも認められ、天下の名を轟かせる人物が、無名の若者にそう言うのです。

「ほれてまうやろー」
(^O^)
って、感じですね。

ところで・・・。
「医者坊主・・・」
と、言われて激高してますが、ドラマに出てくるかどうか知りませんが、医者は基本、坊主です。
なので、久坂玄瑞はカツラをかぶっていたんですね・・・。
(´・ω・`)
そこを突かれて激怒!
そこら辺りはドラマに出てくるんでしょうか?
まあ、それはそれとして・・・。

今はまだまだみんなのんきなものですが・・・。
しかし、ハリスが来日して日米修好通商条約が結ばれると、一気に攘夷熱が高まってまります。
その背景には経済状態がありました。
その原因は日本が金と銀の交換比率が、欧米と違うんです。
この当時の基軸通貨メキシコ・ドル4ドルを持ってくれば、一分銀12枚になり、それは小判3枚になります。
それを近くの上海にでも持っていけば、メキシコドル12枚となって、また日本に行く・・・。
と、いうだけで大金持ちになれます。
この両替するだけで資産が3倍になるという錬金術があり、日本の金が大量に海外に流失して、インフレが起こりました。
(´・ω・`)
ある意味、外国人を見た事も国際情勢にも疎い人達も、生活が一気に苦しくなってしまったんですね。
もちろん、知識人はそのカラクリを知ってますから、これが外国の性なのは知っていますから、
その説明を聞けた、全国中の人たちが決起します。

佐久間象山がいうように、ゆっくりと外交をしていけば、結局はインフレが起こるだろうけど、まだ緩やかだったのが、こんな無茶苦茶なインフレで幕末の経済は一気に苦しくなりました。
と、いう訳ですので、とりあえずインフレを止めたければ断交するしか無いんです。
(´・ω・`)
これが攘夷思想の背景にある経済状態で、生活が苦しいのは欧米の仕業だったんで、非常に単純で分かりやすい状態になります。
ここで身分に関係なく塾生を受け入れる松下村塾が大いに流行るんですよ。
各国と通商条約を結んでからの混乱の数年間。
それこそ、浅田次郎先生の名作「壬生義士伝」の下級武士の中たちが貧しいのか?
って、いうのはコレのせいです。
実質賃金が急激に下がった武士たちの怒りは非常に激しかったんですね・・・。
米を基軸にした給与の武士は、米の価値が一気に下がってしまって、下級武士たちはどうしょうもなくなってしまったというのが、幕末の尊皇攘夷運動の背景でした。
浪士たちが世にあふれたのは、食えないというのがやっぱ一番の理由だったのです。
衣食足りて礼節を知るといいますが、衣食が足りないと革命が起こるんですね・・・。
(´・ω・`)

じゃあ、この状態を具体的にどうするのか?
今の状態から舵取りをして、状況を改善するにはどうすればいいのか?
それが幕府に可能なのか?
と、いうところで、幕府を潰して天皇を中心とした国家像の尊皇攘夷という思想になります。
貿易の利点も当然あるのですが、幕府が貿易を独占している状態では、インフレの悪影響だけ受けて、技術革新は各藩は置いてけぼりになってしまうんですよ。
(´・ω・`)
特に外様と言われる長州とかは苦しいだけでしょうね。

この小さな農家の一室から始まった松下村塾が、長州の若者たちを惹きつけていきます。
世間が荒れれば荒れるほど、灯台として人を導く光となります。

スゴイんですよ、明治の世になると、松下村塾で学んだって言い始める人多くなるんですが・・・。
(´・ω・`)
まだ、尊皇攘夷運動前夜です。
どんどん、世の中は切羽詰まってきますので、色々と大変になっていきます。
でも、吉田松陰を支える家族たちや、慕って集まってくる若者たち。
どんどん、活気が溢れてきますけど・・・。

でも、やっぱ私には杉文が主役ってピンと来ない・・・。
(´・ω・`)
これで一年もたすシナリオライターたちの苦労って、大変でしょうね。


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