SSブログ

水素社会はできるのか? 太陽光利用による水素生産体制の実用化 [時事]

トヨタ・日産・ホンダ3社の自動車メーカーが次世代エコカー普及に向け水素ステーション施設費用を共同負担することが決まり、日本が主導して水素をエネルギーとした自動車社会への普及を目指しまています。
(´・ω・`)

ただ、現状では他国は水素をエネルギーとすることには懐疑的です。
それは現在の水素は天然ガスから作られており、これを水蒸気改質といいます。
今のところ化石燃料から水素を生産しているので、化石燃料から水素に変えるメリットって無いのです。

それが日本では、どうして水素への転換を進めているかというと、太陽電池で作った電気で電気分解で水素を作る取り組みが始まっているからです。
「水素を電力の缶詰に、10kWの太陽光で動くステーション」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/17/news049.html

電気を蓄積することは大変ですが、一旦水素にしてしまえば、バッテリーよりは大容量で長持ちします。
(´・ω・`)
逆にいうと、バッテリーはご存知通り、色々な短所があるんで、イマイチ電気自動車の時代が来ると言われても懐疑的に思う人も多いと思います。

そして、極めつけは太陽エネルギーで水から水素を作る技術です。
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/02doumen/

こうして水から水素を作る事が低コストになればなるほど、石油や天然ガスから転換が図れます。
かつて、木→石炭→石油→水素?となるかも知れません。

確かにまだまだ石油というのが本命でしょう。
でも、すべて輸入という輸送コストと長いシーレンのリスクを常に意識しなければならない日本の場合は、
水素社会の実現に国を上げて全力を尽くせば、今後の新たなるエネルギー革命を日本が先鞭をつけることが可能になる思います。
他の国よりも石油依存の割合を少しでも減らしたいと思っているからです。
それに石油資源の集中する中東に世界の経済が左右されてしまう状態を何とかしないと、中東の混乱も絶対に収まりません。
現在の文明の要の石油が集中する地域のなので、問題も世界への影響を考えて非常に注目を受けます。
逆にあまり世界に影響がない国は、それこそ悪目立ちしないとほっとかれてますね。
(´・ω・`)
まあ、何処とはいいませんけどね。

この水素社会の実現がいつなのか?
出来れば、早めに来て欲しいですね。

水素の次のエネルギー革命の候補は宇宙エレベーターを建設後に訪れる宇宙でのエネルギー生産であると思いますので、それは多分、100年近く後でしょうから。
(´・ω・`)


小説(読書感想) ブログランキングへ












nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。