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「マッサン」のエリーの日本人になろうとする努力 [ドラマ]

エリー.jpg
「出典 arcadia.cocolog-nifty.com」
ドラマは太平洋戦争中ですが、エリーは身も心も日本人であろうと努力していたそうです。
(TOT)
マッサンの余市の蒸留所はウィスキー事業は海軍指定工場で安定している中、この敵国への
憎悪を受ける事となった家族。
この時期に思春期を過ごしたエマにとっては、後々にも影響を与えたでしょう。
ちなみに山崎蒸溜所も海軍指定を受けてウィスキーを作っておりますが、鴨居商店の主力のワイン等を生産していた大阪工場については、航空燃料を製造しておりますので、経営は苦しくなっております。

海軍はイギリスから技術や軍隊の仕組みを学んだので、イギリスへの留学経験も多い士官たちはウィスキーを愛していたのです。
まあ、そういう訳ですので、正直、海軍がイギリスと戦争したかったか?
って、言われると何ともいえません。
(´・ω・`)
あの当時は人種差別問題や帝国主義がはびこっており、あの当時の状況を今の視点で考える事はできません。
むしろ、猿扱いされて平静でいられれる人がいれば、その方は素晴らしい人格者です。
9割9分の人は違うと思います。

さて、実はあの当時、サントリーこと寿屋か誰もが知っているウィスキーが発表されていました。
「サントリーオールド」です。
ただ、発売は戦後ですので、マッサンに出てくるのは、当分先ですかね。
(´・ω・`)
英一郎こと鳥井吉太郎が関わった最後のウィスキーです。
ただ、果たして何処の醸造所由来なのか、何年樽蔵されたものなど詳細は明らかにされていませんが・・・。
マッサンのドラマのセリフに英一郎が最初のウィスキーを販売するにあたって「原酒を輸入しましょう」ってセリフをドラマ内でも言わせてますので、もしかして・・・?
(´・ω・`)
って、いう感じで勘ぐりたくなりますが、角瓶もオールドも今となっては安価な部類のウィスキーですので、
色々とあったのでしょうけど、あの当時、日本で本格ウィスキーが作れるのは山崎と余市の2つの工場のみです。
海軍士官はウィスキーを愛していたので、そこで優先的に大麦が配給され、生産が続けれれました。
海軍は食後にウィスキーを嗜む方々なので、当然、欧米に感化されている人ばかりでしたので内心は・・・。
と、ここが陸軍とは違いますね。
陸軍の場合はドイツから学んだので、あの時の三国同盟でも歓迎している人が多かったそうです。
確かに留学経験や学んだ国とかって親近感がわきますよね。
(´・ω・`)
まあ、そういう訳で一枚岩で無かった日本の軍部でした。
大正時代までは、元勲がその組織の枠を越えて影響力があったのですが、太平洋戦争時では犬猿の仲といっていいと思います。

この厳しい時代を乗り越えて、サントリーもニッカもウィスキーを作り続けていました。

しかし、やっぱり朝ドラの演出はすごいですね・・・。
正直、ドラマを見ていて見応えが数段違います。
細かなところも配慮されていて、素晴らしいです。
大河ドラマも頑張って欲しいですね。
大河ドラマは当たり外れが激しいですからね。
(´・ω・`)


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