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「チャンミーグヮー」の武術の型とは [小説]

今週の刃牙道でも型の重要性をもう一度、刃牙が思い直すってシーンがありました。

さて、当然、沖縄から伝わった空手も型が重要です。

「チャンミーグヮー」は空手に造形の深い今野敏先生の名作です。
喜屋武朝徳を一代記ですが、首里手系統の空手を嗜む人にとっては、本土に教えを伝えた、
重要人物であり、偉人です。

身体の弱かった子供時代から、武士の嗜みとして手を習い始めます。
型の反復して習得し、そしてその型を理解して戦いに様々な応用が出来る事を知る。

日本の武道には、守離破という言葉がありまして、まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

それを生涯をかけて実戦していく物語です。

過去の達人の逸話を聞くと、信じられないような話ばかりですが、それが真実であることは、証人が何人もいて、弟子たちがその技を伝えていってます。
(´・ω・`)
沖縄の手から空手になっていく過程が書かれていますが、本土と沖縄との確執も大変だったようです。

首里手の達人なって以後も、棒の達人の型を覚え、それを自分の空手に取り入れます。

力を入れるのは腹のみで、後は力を抜いて手や足の中心は腹。
って、私は聞きいてまして、やっぱ空手もそうなんだなぁ。
って、思いました。

沖縄空手に興味があれば、すごく面白いですよ。



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