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「岳飛伝 十 天雷の章」と物流情報網の掌握とは [小説]

大水滸伝シリーズもそろそろ終焉を迎えそうな頃ですが・・・。
果たして、何処で完結とするのか?
どうなるんでしょうね。
(´・ω・`)
まったく歴史と同化しているので、続けようとすると、いつまでも続きます。
平常時も梁山泊は情報網と物流網を作っているので、軍隊を持つグローバル企業と
言った方がいいような、状態です。

替天行道という志の行き着く先とは?
と、いう感じで完結に向かってます。

国という枠組みを作って、国の力を競っていったのが歴史です。
人間はそれぞれの国に所属して、その国の為に働きます。
それによって、生きていく事を保証されるまでになりました。
犯罪などは国の枠組みを壊すあるいは、それの害となることを
取り締まるのであって、それ以外については結構、いい加減です。

そこを北方謙三は国の枠組みを超える物流と情報網を持つ人の営みが、
理想の志に適い、それが完備されれば、戦争などの絶望が無くなるのではないのか?
と、いう物語を組み上げてます。

今の世は、その情報網と物流網が存在し、それが完備された場所では、
少なくとも戦争とは無縁になりつつあります。
もちろん、それを遮断して戦争に向かう人たちもいるわけですが・・・。
(´・ω・`)
まあ、そんな訳で、世の中ままならないのですが、そう事も人の営みです。

衣食足りて礼節を知るという言葉は、今も足りなければ礼節を知らないという意味でもあるのですからね。


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