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「風立ちぬ」と天才 [映画]









宮崎駿という天才が堀越二郎という天才の半生を描いた作品です。

・・・実際、天才といわれる人の仕事を見ていると、ホントずっと仕事してるなぁ。
って、思いました。
確かに、天才と他から呼ばれる人なら、作品なり、商品なりを評価される物を出しているので、
そうなるでしょうね。

映画として見てるいると、二郎もずっと飛行機の事を考えて、設計し続けています。

あの当時、東京帝国大学工学部航空学科というのは、全国から秀才を集まってましたから、
それを首席で卒業というのは、国の期待を一身に背負って、飛行機の設計をしていたんでしょう。

周囲の重圧もすごかったと思います。

病身の恋人に付き添うことも許されなかったんでしょうね。

声優に庵野秀明を採用したのも、この人も一心不乱に仕事をするし、天才監督として有名なので、
声優も当て書きだよなぁ、って思いました。

実際、今の日本にも、世界一の性能を誇る商品を設計する方々は多くおられるので、
現実にも堀越二郎のような方々が多数いるんですよね・・・。
(´・ω・`)
まあ、映画を見て、私は知り合ったそういう方々を思い出して、襟を正す思いだったんですが、
宮崎駿の最後の作品にこの題材を選んだのは、やっぱこう言いたいんでしょうかね。

天才はいない、ただ一心不乱に仕事をした者がいるだけだ!

やっぱ、才能とか素質とかで優劣を競うのではなく、
世に出した作品や商品で問え!
って、ことなんでしょうね。

確かに宮崎駿にしか、言えないことでしょうね。










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