おっさんプログラマーがウケた話31『かつて戦争は儲かると言われていた』 [パソコン]
アメリカで今まで、引く手あまたで雇われていたプログラマーがレイオフされているという噂話を聞きつつ、今のアメリカはインフレがとどまることを知りません。
戦争が大恐慌の引き金を引くことは、グローバル経済では予想されていたことですね・・・(´・ω・`)
しかし、ブロック経済の頃は戦争は巨大な消費が行われるので、経済にとってプラスだと言われていました。
これを『軍産複合体』や『軍事ケインズ主義』などで主張されている『戦争を頻繁に行うことを公共政策の要とし、武器や軍需品に巨額の支出を行い、巨大な常備軍を持つことによって豊かな資本主義社会を永久に持続させられる』という理屈です。
アメリカはこれに毒されているから、戦争を続けるんじゃねぇ?
(´・ω・`)
と、いうわけで、グローバル経済が主張されました。
世界中が経済的に結びつき、そして支え合うことで戦争は経済的にマイナスとなるという思想です。
今回、グローバル経済でエネルギーと食料を担っているロシアとウクライナが戦争して、そこが麻痺してしまい大恐慌の発生すら予想される状況となりました。
グローバル経済から、ロシア、そして中国外しを初めたのは、この影響が予想を超えた状況で世界中がインフレ、しかも資源不足により世の中のモノやサービスの価格(物価)が全体的に継続して上昇する『スタグフレーション』が発生してしまいました。
戦争を起こしてしまうような国をグローバル経済に組み込むわけにはいかない・・・(´・ω・`)
と、世界中が判断したわけです。
戦争が経済的にもマイナスとなるグローバル経済で、そのマイナス面が露呈したわけですが・・・(´・ω・`)
アメリカ中心と中国中心の2つのブロック経済が成立してしまうと、今度は冷戦時代に逆戻りですね・・・(´・ω・`)
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