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ロシアと新たな関係を構築出来たのか? 2016年の日露首脳会談 [時事]



北方領土問題を含む平和条約交渉が進むと国民の期待をマスコミが煽っておりましたが・・・(´・ω・`)

国民の期待を裏切った!
と、いう声も聞かれておりますが、では何が日露の間で決まったのでしょうか?
(´・ω・`)

日露両首脳の会談は通算で16回目で、今年だけで4回目となりました。

今回、決まったのは北方四島での「共同経済活動」実現に向けた協議開始することで、その規模は総額で3000億円ということです。
(*'▽')

それに北方領土への元島民の自由な往来が実現することは確定したと思います。
(*'▽')

と、いう訳、今回の会談では領土問題の進展はなかったわけです。
(´・ω・`)

北方領土を返還した場合の問題点として、防衛上の観点があることをプーチン大統領が明言したことも大きいです。
日本の領土になった場合、日米安保条約により、アメリカ軍は日本の領土は自由に行き来できますから、北方領土にアメリカ軍が基地を作るかも?
って、事もありうるわけです。
(´・ω・`)

正直言いまして、日露問題は、アメリカとの関係が非常に影響を与えておりまして、ロシアとの間にはまだ平和条約が結ばれておらず、ロシアとの戦争状態を終結してないとも強弁できるんですね・・・(´・ω・`)
冷戦時代に北海道に自衛隊の戦力が集中していたのは、いつ攻めてこられるか分からない状態だったわけです。
(´・ω・`)
かつて、、第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本との間の戦争状態を終結させるために締結された平和条約は主なものでサンフランシスコ条約などですが、連合国構成国であるソビエト連邦は会議に出席したが条約に署名しなかったのです。
インドネシアでは署名しましたが、国内で否決されました。
中華民国とインドについては、出席もしませんでした。
その後、日本はインドネシア、中華民国、インドとの間で個別に講和条約を締結・批准しています。
(´・ω・`)
ソビエト連邦とは崩壊まで講和条約は結べませんでした。

今後は、まずはロシアと経済交流を盛んにして、今後の条約締結といきたいというところでしょうね。
(´・ω・`)

領土問題については、もし解決するとしても、日本は武力行使しないというのならば、相当な金を積まなければならないようですし、正直言いまして、ロシアと完全に友好関係を結び、同盟国とならないと北方領土は帰ってこないでしょう。
実効支配を数十年以上した後の平和裏の領土返還は、歴史上でも稀なのです。
(´・ω・`)







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