TPP発行しない場合の今後は中国が太平洋経済圏の中心となる? [時事]
ドナルド・トランプ次期米大統領が大統領選後初めて、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を表明しました。
(´・ω・`)
アメリカが率先してグローバル化を進めてきたのに、保護主義的な政策が広がれば、TPPによりアジア市場の取り込みを成長戦略の柱に据える安倍晋三政権には打撃となるようです。
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さて、アメリカが参加しないとなると、交渉参加国のGDPの合計が85%以上かつ6カ国の承認がなければ、結局はこの条約は無かったことになってしまうので、アメリカが今後主張する2国間協議(FTA)には、みなが警戒しておりますね・・・(´・ω・`)
だいたい、日本には農作物の輸出を増やそうとするでしょうからね。
ただ、アメリカの保護主義的な政策を進めると、新興国に流れていた投資が、アメリカ国内に向かうので、アメリカの経済はかなり潤うという予測もあります。
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「なぜ、iPhoneをアメリカ国内で作らないのか?」との質問が、強制になることもあるかも知れません。
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さて、TPPが塩漬けしているなか、アジア地域包括的経済連携(RCEP)を進める中国が、アジア太平洋の通商交渉の主役に躍り出るでしょう。
中国の習近平国家主席は21日、ペルーのクチンスキ大統領と会談し、「ペルーとともに、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)プロセスを進めたい」と述べ、アジア太平洋地域を網羅する自由貿易協定(FTA)の構築に意欲を示しました。
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TPPはアメリカを中心とした経済圏を構築する為の条約でしたが、今後は中国を中心とした経済圏が出来てくることでしょうね・・・(´・ω・`)
と、いうわけですが、日本はご存じのとおり、在米駐留軍がいて、アメリカとの関係を一番に考えないといけない状態は続くわけで・・・(´・ω・`)
まあ、トランプ大統領がまだ太平洋の覇権を放棄することは無いでしょうから、シェールガス革命で中東への依存度がアメリカでは下がっているので、グアムまで撤退することはあるかも知れません。
そうなると、中国が中東への影響力を増すことは確実ですね。
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もちろん、それを嫌う勢力がアメリカにはありますが、そもそもがそういうシガラミが無いトランプ大統領なので、思い切りもいいかも知れませんね。
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まあ、そういう訳で、国際情勢が変わっていくことは確実でしょう。
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