仁義と利益は合一である義利合一論 [本]
JR伯備線方谷駅は備中松山藩の藩政改革を行った山田方谷の名前にちなんでいるのですが、JRでただ唯一の人名由来の駅名です。
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その駅名の決め手になったのは、弟子の三島中洲の存在でした。
当時、中洲は90歳で亡くなっていたが、盛名は昭和になっても全国に知れ渡り、維新後の漢学の巨星です。
中州は大正天皇の侍講ということもあり、鉄道省も了解したとのことです。
三島中州は江戸時代末期から大正時代の漢学者で、山田方谷の片腕として藩政改革に取り組んだ行政官でもあります。
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山田方谷の「理財論」と「擬対策」は後に、弟子の三島中洲の「義利合一論」へと発展して、三島が拓いた私塾である二松学舎を通して渋沢栄一を初めとする関係者たちに伝えられ、彼らを通して日本の財界に深い影響を与えることになりました。
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日本の会社の儒教的な側面がある理由が、この「義利合一論」と言っても過言ではないと思います。
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倫理と利益の両立を掲げ、経済を発展させ、利益を独占するのではなく、国全体を豊かにする為に、富は全体で共有するものとして社会に還元するという考え方ですが、この考えを貫いている会社は信用されて安定します。
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逆に仁義に外れた、不道徳で権謀術数的な商才で成功しても、続かないという事です。
(´・ω・`)
今はネットで情報がすぐに世間に広まるので、人を騙すようなビジネスはネットで調べれば、すぐに分かるようになりました・・・(´・ω・`)
情報拡散がより進歩して、仁義と利益が外れた事をするとすぐに商売が成り立ったなくなる時代なのです。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%9D%BE%E5%AD%B8%E8%88%8D%E5%A4%A7%E5%AD%A6
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