今こそ読んでほしい反戦小説「帰郷」 [本]
浅田次郎先生が今こそ読んでほしい反戦小説と願う短編集「帰郷」。
私もシミジミと平和を感謝しつつ、読み終わりました。
(*'▽')
この短編の主人公たちは、戦争によって人生が狂ってしまった方々の物語です。
自衛隊出身の作者らしく、軍人の生々しい描写は際立っています。
(*'▽')
太平洋戦争は日本が負けたのですが、国が焦土とかすまで終わりませんでした。
戦場に送られた兵隊たちは、普通に暮らす人々で、軍隊で鍛え上げた兵たちではありません。
ある意味、アメリカは日本を徹底的に叩き潰そうしたわけです・・・(´・ω・`)
日本は素晴らしい国です。
(*'▽')
高い教養と文化を持ち、そして仕事に対して誇りを持ちます。
早くから奴隷制度を捨てたので、仕事に対して蔑視はありません。
野球選手が大リーグに行って、家で怪我をしたら、なぜハウスキーパーを雇わない?
と、言われるぐらい文化の差異があります。
なので、世界からは職人の国と思われています。
もちろん、軍人もそうで、職人芸になるまで各々の職務についての技を極めます。
(*'▽')
もちろん70年前もそれは変わりません。
ただ、平等に扱ってほしい・・・(´・ω・`)
その人種差別に対しての嫌悪感が、幕末の尊王攘夷から太平洋戦争までの日本の歴史の語る上で欠かせません。
戦後、もちろんアメリカもそう分析して理解し、そう扱われるようになりました。
「名誉白人」
という風に日本人が呼ばれたこともあります。
・・・(´・ω・`)
アメリカの公民権運動が成果をあげるまで、日本も学生運動や、安保闘争、赤軍派などなど、過激な行動が続いてきました。
そして、「名誉白人」が死語となった頃、日本は真の平和となったのです。
(*'▽')
「海外の留学生に何故、日本だけが?」
と、聞かれれば、奴隷になるぐらいだったら、死んだ方がマシだ!
と、日本人は答える民族なのです。
そこが他国とは違ったのでしょうね。
現在の中国への嫌悪感は、チベットやウイグルで人種差別をしているのが、許せない。
日本はそういう国民性なのです。
その為に戦うことを辞さないのが、日本なんですが・・・(´・ω・`)
中国のやり方をみると、「生か死か?」みたいな行動をとりつつあるので、それは微妙ですね。
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