祝完結！「シドニアの騎士」：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

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祝完結！「シドニアの騎士」　[漫画] [編集]

弐瓶勉先生の名作「シドニアの騎士」が完結しました！
(*'▽')

作者: 弐瓶勉
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2015/11/20
メディア: コミック

ぶっちゃけ、アニメでブレイクして、大人気作でしたが、SF漫画として俊逸な設定の数々でSF好きのオッサンである私も大好きでした。
(*'▽')
太陽系が奇居子（ガウナ）と呼ばれる謎の生命体によって破壊されてから、1000年後の遠未来。種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する「播種船（はしゅせん）」を複数建造した人類は、ごく一部がかろうじて地球脱出に成功してガウナからの逃避を続ける一方、植民可能な惑星を探していた。
その中の一つである「シドニア」で主人公の谷風長道は隠れ住んでいた地下から、食糧を奪うために地上で出た時から物語は始まります。

主人公の超人的な能力を始め、ハードSFとしての考察と設定は非常によく考えられています。
また、ガウナと人を融合させた融合個体と言われる巨大な超人との出会いなどなど・・・

果たして人とは何なのか？

と、問いかけるような物語が続きます。

それこそ、宇宙にとって人は資源を浪費するだけの寄生虫だから、ただのゴミだ！
と、言ってしまうようなハードSFでありながら、ちゃんと人情や人間としての感情を描いているので、それが全く絶望的ではありません。

それこそ、融合個体の巨大な怪物の白羽衣つむぎは主人公に恋していますし、それが非常にいじらしいです(*'▽')

まさに人の物語を遠い未来で描いています。

漫画も完結したので、TVアニメでも完結までやってもらえそうな状態になったので、私はそれも楽しみです。

どんな未来であろうとも、人は人に過ぎない。

それこそ、知能や力が進化しようとも・・・(´・ω・｀)
キーマンであるマッドサイエンティストの「落合」など、その典型でもあります。

SF好きにはたまらない作品ですので、ぜひ一読してみてください。

絶望的な状況が続き、それを乗り越えた先にあるもの！

それがハードSFのエンディングの醍醐味です。