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「天皇の料理番」の日本の料理を変えた偉人の物語 [ドラマ]



3度目のドラマ化を果たした「天皇の料理番」。
微妙に記憶にある、最初のドラマの主演は堺正章で、このドラマから堺正章が料理のイメージが出来上がり、隠し芸でも一世を風靡した・・・。
(´・ω・`)
って、感じがある「天皇の料理番」です。
杉森 久英先生の代表作でもあります。

今回のドラマ化に際して、TBSも気合が入っております。
一見の価値はあると思います。

時代は日露戦争後に日本が欧米と肩を並べ始めた頃の物語で、主人公はまだ一般的では無かった西洋料理を普及させた立役者です。

しかも、落ちこぼれだった少年時代から、一発奮起して料理の道を進んでいくところなんて、立身出世物語として、オイルショック後に低迷していた日本にこんな人物が居たのだ!
と、読者に勇気を与えた物語です。
(´・ω・`)
まあ、今の日本もアベノミクスで何とか立ち直ろうとしているし、時代性もちょうど良いと思います。

幕末の英雄でも一番人気は「坂本龍馬」のように、落ちこぼれから時代を変えるような大事をなした偉人は古今東西、人気がありますよね。
それを地でいく主人公なので、みんなが楽しめるのだと思います。

西洋料理を本場のパリで習得して、日本で惜しみなくその料理法を広めたことで、今や日本ではインターネットでレシピを見ながら作ったり、レシピの投稿サイトとか出来るようになりました。
ドラマや小説の冒頭で、料理のレシピがまだ秘密だった時代の苦労が語られています。
(´・ω・`)
そう、例としてイギリスの飯がまずいというのは、旨い料理のレシピが広まらない。
という、事情があるんですよ。
日本の料理が恵まれているのは、旨い料理のレシピを公開するという文化を作った秋山徳蔵大膳職司厨長の業績が輝いているからです。

今や世界中の料理のレシピが日本では簡単に手に入って、そしてそれぞれの料理人のアレンジした料理を食べることができる。
そういう時代を作った人の物語です。


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