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「忘却の首と姫」の傑作が未完となってしまいました。 [漫画]

惣司ろう先生の名作「忘却の首と姫」の7巻にして最終巻が発売されました。
(´・ω・`)
物語はまだ続きますが、惣司ろう先生は胃がんにより2014年10月16日に逝去されてしまい、これで最終巻となってしまったのです。
我ながら楽しみしていたマンガの続きが読めない。
非常に残念です。
将来を嘱望されながら、夭折してしまった漫画家の1人に惣司ろう先生が名を連ねてしまいました。
花とゆめのアニメ枠が出来たので、今後、絶対にアニメ化になる!
と、思っていたのですが、非常に残念ですね。

それも、絶望に囚われた王が、可愛くて優しい姫に幸せにしてもらう物語を寿命が尽きるようとしている中、描き上げたものらしいです。
(´・ω・`)
読者を幸せな気分に出来る漫画家って稀有ですからね。
これで最終巻は残念ですけど、絶対にこの二人はハッピーエンドになると思っているので、どのような苦難も乗り越えて幸せな家族を築いていったことでしょう。

天道是か非か?
たまに頭に浮かぶ言葉なんですが、今回も思い浮かべてしまいました。
(´・ω・`)

そういう訳で一読してみられてはいかがでしょうか?

絶大な魔力の王で首というか、表情や感情を捨ててしまった王が治める平和な超大国ヴァンフォーリエに嫁いだ弱小国トリティアの王女リリアの物語です。
ちなみに首なし王の年は160歳にして人間不信ですが、リリアに対しては心を開いていくのですが、非常に不器用です。
(´・ω・`)
もう、いじらしいぐらいです。
「彼女を幸せにしたい」と結婚した理由からして、いじらしいです。
160年生きてきて、初めてそう思った人なんでしょうね。
この手の物語のパターンは、成金の大金持ちが若い嫁さんをもらって色々あるって話ですが、その流れを汲みつつ、少女達が憧れる素晴らしい王様を夫に持つ王女様になっていく物語で、非常に心温まる話になっています。
ちなみに私はこれで終わりって事で「えっーーーー!」って思って、続きが読みたいという渇望に襲われました。
波長が合えば合うほど、そういう気持ちにアタナもなるでしょう。
でも、そういう名作って、そうそう無いんですよ。
普通はすぐに忘れ去ってしまうのですから、未完の作品で名作はそれだけのパワーがあります。
エヴァンゲリオンが未完となって、映画で完結ってなった時の皆の不満はスゴイものがありましたしね。
(´・ω・`)


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