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おっさんプログラマーがウケた話3『ソニーの本気!PlayStation』 [パソコン]



ソニーがゲーム機を発売する。
その当時はパナソニックも3DOというゲーム機を発売したので、ある意味ブームだったと思いますが、その理由は任天堂の莫大な利益に各社が衝撃を受けたことが理由の一つです。

スーパーファミコンは今でも名作のリメイクが発売されるほど、ゲームも本体も大ヒットしたのですが、大人の社会でも上場企業である任天堂が公表した売上と利益が衝撃をもって

任天堂の決算期1993年3月に発表された売上高と当期純利益ですが、売上6,346億円、営業利益1,592億円、営業利益886億円と今の任天堂もすごいですが、あの当時の任天堂もすごかったのです。
ゲームは儲かるというイメージができたのが、この頃からです。

そういうわけで、Appleすらゲーム機を出したのですが、新規の参入の会社で一社だけ、本気だといわれました。
それが、今ではソニーの収益の柱となったいるPlayStationです。

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スーパーファミコンもメガドライブもCPUは当時のパソコンと比べて型遅れで、『枯れた技術の水平思考』という有名な言葉が出るほど、先端技術ではなくコストが安くなって玩具に使われるぐらいになってからの技術の採用で、ゲーム機本体は店頭価格は1万円ぐらいというのが、相場でした。

しかし、PlayStationはソニーのワークステーションで培った技術を惜しみなく投入して、希望小売価格39,800円で発売されます。
店頭でもまったく割引されませんでした。

セガは同じ時期にゲーム機の発売を計画していたのですが、PlayStationの性能を知ってセガサターンは発売前に設計変更を余儀なくされ、任天堂はNINTENDO64の自社開発を諦めました。

発売前は、ソニーは『PlayStationが1200万台売れれば、ソニー本体の利益を超える!』というのが、ソニーの青写真だったのですが、その予想は現実では10倍になります。

私は当時、SCE配下のゲーム開発会社で働いていたのですが、SCEにはよく行ってライブラリーの開発者と話しており、ソニーの内情はよく知っていたのですが、まさか任天堂やセガを追い込むぐらいになるとは、思ってませんでした。


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