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ネットのセキュリティーはAIが守る [時事]



ネットでテロの実行を呼びかけるISIS(イスラム国)などのテロリストたちや、ネットで犯罪行為が行われているのは、周知の事実ですが、各国のサイバーポリスも対応に追われています。

ネット情報検閲に国家ぐるみで取り組んでいる中国には、金盾と呼ばれるインターネット情報検閲システムがあります。その為に10万人規模の“サイバーポリス”が存在しているといわれ、公安部だけでなく人民解放軍総参謀部などでも配備されています。
中国の公安部は協力者を含め1000万人規模だと言われ、Great Firewall(グレート・ファイアウォール)と言われておりますが、そんな規模で情報検閲することは、米国でも無理でしょう予算が承認されるわけがありません・・・(´・ω・`)
【ウィキペディア 「金盾 Great Firewall(グレート・ファイアウォール)」】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%9B%BE

さて、という訳で、出来るだけ人員や予算をかけずに有害情報を特定するシステムを各国が競って開発しているわけです。
(o・ω・o)

先進的なAIと言えば、Googleが開発していることで有名ですが、その実験的なプロジェクトを会社化したJigsawは、DDoS攻撃の軽減やニュースのファクトチェックを目的としたサービスを開発しています。
ネットのコメント欄の清浄化を目的としたPerspectiveと呼ばれるサービスを提供しました。
(o・ω・o)

Perspectiveはコメント内容を評価し、各コメントに悪意がある可能性を数値化するサービスです。
Jigsawはオンラインでの自由な議論を促進することをゴールとしているため、コメントが「有害」かどうかというのは、他のユーザーを議論から遠ざけてしまうかどうかで判断される仕組みです。
テストに使われたWikipediaのコメントに関する調査の結果、モデレーターから警告やブロックを受けた人は18%しかおらず、ほとんどの嫌がらせが野放しにされていたことがわかりましたが、Perspectiveが有害と判断したコメントは、モデレーターの警告やブロックに値するとされています。
(o・ω・o)

今後、AIによるネット情報の検閲や摘発が始まると思います。
コメントが野放しになっていては困るSNSなどで近いうちにAIによる検閲が始まると思いますが、かなり期待できる性能となっていますよ。
(o・ω・o)








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