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バブル期以来の人手不足なのに、なぜに賃金が上がらない? [時事]



厚生労働省が9日に発表した3月の「毎月勤労統計」によると、名目賃金の総計を示す現金給与総額が前年より0.4%減少しました。
(´;ω;`)
空前の人手不足じゃないの?
という話も何のその、この間の物価上昇分を差し引くと、実質賃金は0.8%もの減少となり、実質賃金のマイナスが続いているのです。
(´・ω・`)

普通、人手不足だと賃金を上げてでも、人を集めますよね・・・(´・ω・`)
アメリカの4月の米国雇用統計では失業率が4.4%と、この10年に見られなかった超完全雇用と言われる中で、平均時給の伸びは前年比2.5%増と伸びています。
アメリカはそれでも低いと言われているのですが・・・(´・ω・`)

日本の賃金が上がらないのは、その人件費が上がった分を価格に転化できないという理由が大きいのだと思います。

ヤマト運輸の値上げがニュースになっておりますが・・・(´・ω・`)
その値上げも27年ぶりです。
(´・ω・`)

象徴的な人手不足業界ともいえる「運輸・郵便」業の賃金もおして知るべしで、 価格が値上げ出来ないのに、賃金だけ上がるわけが無いということで、名目現金給与総額は0.1%の増加に留まり、物価を差し引いた実質賃金は0.3%の減少となりました。
(´・ω・`)

日本は世界でも類を見ない「超高齢社会」で、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が過去最高の26.7%となり、国内における80歳以上の高齢者の人口が1千万人を超えたことを発表しました。
(´・ω・`)
「4人に1人が高齢者」で高齢者は年金や資産などで暮らしているので、市場の価格が上がったら困るわけです。

イオンの岡田社長が言うように、値上げによる業績悪化の経験をしているだけに価格転嫁に慎重です。
(´・ω・`)

私もスーパーでは、より安いモノを買うことが普通で、ディスカウントスーパーの人気と業績は上がっております。
(´・ω・`)

超高齢化社会による市場の弱さを反映した結果なのですが、実は空前のアベノミクス好景気、戦後3番目の長さになりましたが、それを実感できないという悲しい社会となってしまっています。
(´・ω・`)

バブル期は現役世代の方が圧倒的に多く、その現役世代が高価格なモノを好んで買っていたのとは、対照的ですね・・・(´・ω・`)

この社会を立て直すのは、移民なのか、それとも少子高齢化を受け入れる社会なのか?
色々と考えさせれますね。
(´・ω・`)







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