ITのプロジェクトの失敗、なぜ営業と技術は険悪になるのか？：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

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ITのプロジェクトの失敗、なぜ営業と技術は険悪になるのか？　[時事] [編集]

Twitterや勉強会とかで若手の技術者の方々と交流していると、私も若い頃に感じた悩みを抱えていますね。
現場の技術者としては、苦労して終えた仕事が、会社としては赤字により失敗と判断されて、営業や上司たちとの間に色々とあるという話です。
(´・ω・｀)

さて、有名なITプロジェクトを揶揄した絵ですが、なんでこんな事が起こるのでしょうか？

理由はIT業界には工程の審査も何も無いんですね・・・(´・ω・｀)

建築業界の場合、最初に設計から完成まで、役所への申請や届出が何度もあるのですが、IT業界にはありません。
設計書すら無い事も多いです。

どうして、こうなるのか？
(´・ω・｀)
それは、IT業界の変化が激しすぎて、そういう業界の申請や届出が作れなかったという歴史があります。

なので、営業・マネージャーがプロジェクトの内容をよく理解していないという、IT業界独特の問題で営業から小さな失敗でプロジェクトがデスマーチとなり・・・(´・ω・｀)
って、いう負の連鎖が始まります。
そうなると、会社としても赤字、客も迷惑して、誰も幸せにならないシステムが出来上がるんですね。

あの絵が示唆するのは、IT業界には、本来の意味でリーダーが居ないってことです。

プロジェクト失敗の原因はプロジェクトマネージャにあります。
この立場にいる人が、プロジェクトの全体像を把握して、調整や仕事の決定を行う事が求められますが、大抵はその力不足から・・・(´・ω・｀)
失敗となります。

営業と技術はそれぞれの現場の人間ですが、リーダーがいれば、文句はそっちに言うべきですけど、そっちに言ってもしょうがないので、現場で醜い争いが起こるわけです。
(´・ω・｀)
まあ、そういう訳で、将来、そういう目に遭いたくない、あるいは部下を遭わせたくないって事になると、プロジェクトリーダーとしての能力を高める必要があります。
営業の時点で、このプロジェクトの赤字の可能性が高いと、なるとプロジェクトリーダーの時点で判断する事が出来るでしょうし、全体像を把握しているリーダーがいれば、デスマーチに入る可能性も少ないのです。
(*'▽')
と、いう訳で、悔しい気持ちをバネにプロジェクトマネジメントを勉強してみましょう！