意識高い系などと揶揄される根拠のない自信とは？　「ダニング・クルーガー効果」：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

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意識高い系などと揶揄される根拠のない自信とは？　「ダニング・クルーガー効果」　[時事] [編集]

さて、勉強会などを主催していると、若者の教育にも少しはかかわっています。
４０代のオッサンらしいといえば、らしいのですが、自信が無い若者も多いけど、自信過剰な若者もけっこういる・・・(´・ω・｀)
しかも、技術者志望じゃない人に多い。

この精神状態を「ダニング・クルーガー効果」と言います。

未熟あるいは能力の低い個人が、自らの容姿や発言・行動などを実際よりも高く評価してしまう認知バイアス。です。
自己の「愚かしさ」を認識することのメタ認知（公正かつ冷静な振り返り）ができないことによって生じるのですが・・・(´・ω・｀)
バートランド・ラッセルの名言で、以下の言葉もあります。
「世界が抱える問題は、愚か者が自信に満ちあふれていて、賢い者が疑念を抱えていることだ」

そう、ニュースなどを見て、庶民が官僚を文句を言う方々も多いっすけど、それとかもまさにそうっすね・・・(´・ω・｀)

さて、そういう訳で、この「ダニング・クルーガー効果」から抜け出すにはどうするかです。

○関連情報や専門知識を集めて十分な備えをする

○考えてることを、文章や図にしてまとめるクセをつける

その上で、自分で考え、答えを出してみるです。
でも、それで自信を喪失してしまう若者も多いことでしょう。
(´・ω・｀)

その場合のアドバイスは目標はそのままに、三カ月毎の中目標を設定するです。
３ヵ月先の予定ですから、自分の能力から三カ月後の進歩した姿を想定します。
そんなに大それた目標にはならないはずです。

その中目標に向かう為に小目標を一ヵ月毎に、そして一週間、日にちと落とし込んでいきます。
(´・ω・｀)
まず、一歩進むことが重要です。

でも、この「ダニング・クルーガー効果」は精神を安定させるのに重要です。
楽観主義とも言いますが、どうしても個人は時代に翻弄されます。

獅子吼

作者: 浅田次郎
出版社/メーカー: 文藝春秋
発売日: 2016/01/09
メディア: 単行本

獅子吼 (文春e-book)

出版社/メーカー: 文藝春秋
発売日: 2016/01/10
メディア: Kindle版

浅田次郎の短編集ですが、私もこの本を読みながら、思ったもんです。
(´・ω・｀)
時代や周囲に翻弄されるのが個人、でも目標に向って努力するのも個人です。

浅田次郎の文句なく名作といえる長編で時代に翻弄されながら、高見を目指す人物の物語も素晴らしいですが、それに翻弄されてそのままっていう人の方が多いです。

「ダニング・クルーガー効果」がまったく無いという若者も寂しいですが、それだけでは目標に到達することが出来ないのも事実です。
(´・ω・｀)
まあ、若者には時間はオッサンに比べてあるので、一歩ずつ進んでいけばいつかは！
って、思ってコツコツとした自己分析と努力が必要です。

１．計画を立てる
２．実行する。
３．結果を検証して、１に戻る。

を繰り返すのが人生ですかね。
(*'▽')