祝完結！漫画版「和菓子のアン」：IT系町工場を目指せ！：SSブログ

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祝完結！漫画版「和菓子のアン」　[漫画] [編集]

「和菓子のアン」は坂木司先生の同名小説を漫画化した猪狩そよ子先生の名作です。
原作も非常に面白かったのですが、漫画化は丁寧に少女漫画として構成しております。
(*'▽')

作者: 猪狩そよ子
出版社/メーカー: 白泉社
発売日: 2015/10/20
メディア: コミック

さて、この「和菓子のアン」という題名ですが、ジャンルはなんとミステリー作品です。

当初、私は赤毛のアンとかと同じイメージ？
とか言って読みま締めたら、安楽椅子探偵モノじゃんこれ！
（ちなみに「安楽椅子探偵」って何って方は以下のウィキペディアのページを参照してください。）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E6%A4%85%E5%AD%90%E6%8E%A2%E5%81%B5

って、感じのΣ（・□・；）のミステリーの名作でした。

主人公はデパ地下の和菓子店で働きはじめた、ぽっちゃり体型の販売員の梅本杏子が主役で和菓子に買い求めるお客の事件を推理したり、解決したり・・・(´・ω・｀)

安楽椅子探偵は現場に行くことがなく、椅子に座ったまま事件の謎を解くのですが、和菓子店の販売員たちがお客の事件を推理します。
ぶっちゃけ、ミステリー作品って殺伐としてして殺人とかが起こって敬遠する人も多い中、こういうほのぼの系ながらミステリーの作品として読ませる作品って、そうそうありません。

もちろん、ミステリー好きにとっては物足りない！
( ｀ー´)ノ
って、言う人もいますが、じゃあ殺人事件ばかりが起こるミステリーばかりの中、こういう販売店とその商品を通して謎を解くミステリーが違うという方が、視野が狭いと思います。

もちろん、漫画版もその謎を真っ向から取り組みつつ、少女が社会に出て働き始める成長モノでもあり少女漫画化してその成長モノの部分がよりクローズアップされています。
(*'▽')

と、いう訳で男性でも楽しめる一風変わったミステリー作品の「和菓子のアン」
ミステリー好きもそういうミステリーが苦手な人も楽しめる名作です。