サウジなど中東7カ国がカタールと断交を決定しました。
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特にサウジアラビアはカタールとの国境を封鎖し、陸路、海路、空路による交通すべてを断絶したと伝えました。
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見ての通り、カタールはサウジアラビアと接する半島の国家です。
経済制裁としては、これ以上のモノは無いですね。
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この断交の決定はいきなりでしたが、カタールと周辺諸国の緊張は数年前から高まり続け、関係は特に数週間前から悪化していたそうです。
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さて、カタールはずっと前から、周辺国からは、ある疑問をもって見られていました。
カタールでテロが起きたことがないのです。
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もしかして、カタールは「ハマス」にも「ISIS」とも関係があるのか？
あるのでは？
と、思われています。
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今回の断交の理由として、7カ国はカタールがテロ集団を支援し、地域不安定化の原因を作っているとしています。
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しかし、カタールには米軍基地もあり、ISISを空爆している爆撃機B52はここから出撃しています。
そして、トルコの中東の軍事基地もあるのです。
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テロ集団とも、アメリカ軍やトルコ軍などとも関係を持ち、いったい何を考えているのか？
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また、サウジアラビアと仲の悪いイランともカタールは仲が良いのです。
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そして、サウジアラビアが主導する中東各国の有志連合軍にも参加しています。
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個人なら八方美人すぎる人となるのですが、いささか国家としては問題があると思いますね。
国家としてのモラルを何とかしろっていうことなんでしょうけど、カタールとしては逆に言いたいことも多いんでしょうね。
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