「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」と失われた20年 [映画]
警察に巨大ロボットが配備された。
と、ロボットアニメの中で異色の名作だったパトレイバーが実写として復活しました。
しかし、もともとパトレイバーはバブル期の作品です。
アニメの頃は世の中が華やかな中、不便な東京の僻地で・・・。
って、話だったんですが、不便なのは同じなんですが、何か異様にブラック度が増した
特車2課第2小隊が描かれるています。
久々に見たパトレイバーですが、時代を反映しているのか暗い・・・。
バビロンプロジェクトという東京湾の開発計画が進めば、その東京の僻地も都会になっていって、
レイバーというロボットもどんどん性能が良くなっていって・・・。
って、いうのがすっぱりと無くなり、何でまだこの部隊が存在しているのか分からないっていう
末期状態です。
色々とみていて悲しくなりましたね。
確かに社会人になった時にバブルが弾けて、ずっと不景気続いて、それを「失われた20年」と
言われるようになりましたが、それを反映してましたね。
でも、確実に技術は進歩して、CGに実物大のイングラムも作っての実写版。
オッサンが過去を思い出しながらシミジミ見るのは楽しかったけど・・・。
(´・ω・`)
若者がこんなの見て楽しいのか?
とか、思う。
「ゼロ・グラビティ」と現実と [映画]
レンタルBDで「ゼロ・グラビティ」を見ました。
これは、確かに映画館でしかも、3Dで見るべきだった!
と、思うほどの映像の作り込みです。
3Dメガネをかけて、映画見るのって面倒なんですが、
この映画はそうするべきだったんだなぁ。
と、思うとともに・・・。
やっぱ、映画だねぇ。
とも、思いました。
さて、物心ついた時に「宇宙戦艦ヤマト」を見て、「機動戦士ガンダム」で育ち・・・。
と、SF大好き人間に育ったわけですが、そもそもパソコンを買ってもらって、
最初にチャレンジしたのが、「ドラえもん」を作るでした。
シャープのMZ-1500。
それで、私はBASICでドラえもんの会話の受け答えを作ろうとして・・・。
途中で、Out of Memory(メモリーオーバー)。
挨拶ぐらいしかできませんでした。
次はじゃあ、ガンダム!
と、アホな子供は人工知能は無理でも、人体制御ぐらい・・・。
(´・ω・`)
と、また挫折・・・。
じゃあ、ヤマト・・・。
宇宙に行くのって、どんだけ大変か?
また、宇宙に出たら、どんだけ大変か?
が、まったくわかってなかったんですね。
と、いうわけで、私が思ったくらいなので、その手の疑問に
詳しく答えてくれるサイトはこちらです。
http://www.sed.co.jp/tokusyu/gravity.html
現実を知ってしまう過程は非常に子供心ながら、じゃあ何が出来るんだよ!
って、思ってしまいましたが、じゃあ、ロケットってそもそもミサイルの為に国家予算で
出来たもので、そのミサイルに積まれた核弾頭で地表を焼き尽くすことは簡単・・・。
と、アニメでは難しいと思っていたことが、逆に簡単で、地球人口の半分を死に至らしめるのも、
それこそ、都市を一つ崩壊させるのなんて、いくらでもやり方がある。
ちょっとした、原発事故で日本に人が住めなくなるのも・・・。
チェルノブイリ事故の時に、現地の人が言った言葉に
「飢えて死ぬのと、お腹いっぱいで死ぬのとどっちが良い?」
と、日本の何故ここに住むのか?のインタビューにそう答えましたね。
福島第一原発も三つの原子炉をメルトダウンさせて、よくこの程度の被害で収めたもんです。