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祝映画化! 『空母いぶき』 [漫画]



かわぐちかいじ先生と恵谷治氏監修の架空戦記の名作『空母いぶき』の映画化が決まりました!
2019年に公開が予定されています。
(o・ω・o)

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【出典 ビッグコミック5号に掲載された「空母いぶき」の扉ページ】

20XX年10月、嵐の中で遭難者に擬装したと思われる工作員が、尖閣諸島の南小島に上陸し、「この島は中国固有の領土であり、中国本土の船舶を待つ」と主張する「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生します。
その事件から1年後、事実上自衛隊初の空母である「いぶき」が完成して、艦長には元航空自衛隊のエースパイロットという異例の経歴を持つ秋津竜太一佐が任命され、副艦長兼航海長には新波歳也二佐が選ばれます。
翌20XY年4月、「いぶき」が南鳥島沖での演習航海中、中国軍は「曙光工程」を発動、突如として日本への侵攻が開始され、先島諸島の制圧を許し、自衛隊初の戦死者を出したことに加え、中国に話し合いの余地がないと見た日本政府は、内閣総理大臣である垂水慶一郎の指揮により、海上警備行動に続き史上初の防衛出動を下令。
この時点で自衛隊と中国人民解放軍との武力衝突は避けられないものとなり、中国と日本の戦争が始まります。
(´・ω・`)

非常に現実的かつ具体性に富んだ内容となっています。
しかも、現実に海上自衛隊の護衛艦「いずも」が空母に改修されることが決まり、空母一隻では、交代要員を考えた場合満足に運用できないことから、同型艦「かが」も空母化して、だいたい10機のF-35Bを配備して、空対地ミサイルによる敵基地攻撃能力を持つ事になると思われます。
そして、対艦ミサイルは自衛隊が一番注力している防衛装備です。
そして潜水艦による自衛隊が練りに練ってきた戦術を駆使して戦う姿が描かれております。
(´・ω・`)

実際、ほぼ現時点の日中の兵器の性能差と、兵の練度を想定した物語ですので、今のところは米国から兵器供与がある分、日本の方が一枚上となっておりますが・・・(´・ω・`)
今後、日本は人口減少時代となり衰退期に入ります。
中国はまだまだ経済成長の余地があり、米国のGDPを超えるのも時間の問題ですので、この10年後、あるいは20年後となると・・・(´・ω・`)
と、怖くなりますが、実際、海上での軍事力に差がある東南アジア諸国は中国の侵攻にさらされて、南沙諸島は中国の実効支配と軍事基地建設を許してしまいました。
当然、台湾、そして日本の沖縄は中国が太平洋の覇権を握る為には最重要拠点です。
中国と軍事力の差が絶望的に開くと侵攻が始まると思っていいと思います。
このような現在の世界情勢を学んだ上で読むとより面白いですよ。
(o・ω・o)







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