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マーガリンが安全に改良されて水素添加油脂ゼロ! [時事]



雪印メグミルクは家庭用マーガリン類のすべてを、部分水素添加油脂不使用タイプに3月から切り替えると発表しました。
消費者の安全志向や、6月から米国で実施される水素添加油脂の食品使用禁止規制に対応するそうです。
(´・ω・`)

近年はマーガリンに含まれるトランス脂肪酸が健康被害を与える可能性が指摘されています。
トランス脂肪酸は心臓疾患や現代病の一因である可能性が指摘されており、米国ではすでに食品中に含まれるトランス脂肪酸の量を表示することが義務付けられたり、食品中に含まれる量の規制が行われており、水素添加油脂の食品使用禁止規制が今年から始まるわけです。
(´・ω・`)

そもそも、牛脂に牛乳などを加え硬化したものがマーガリンだったのですが、19世紀末に、ニッケル触媒を用いる水素添加反応が発見され、この反応により植物油が硬化すること(硬化油)が見出されました。この硬化植物油を用いるマーガリンが現在の主流で、トランス脂肪酸は水素添加反応により作られてしまうのです。
(´・ω・`)

日本人はトランス脂肪酸を摂取量及びエネルギー比が欧米に比べて少ないので、健康被害は無いというのが、日本マーガリン工業会の見解ですが、日本も食の洋食化で心疾患が多くなっており、その原因の一つにトランス脂肪酸の摂取が疑われている中ですので、バターが高騰している中、マーガリンの人気が復活すると良いですね。
(o・ω・o)







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