SSブログ

脆弱性によりAMDとIntelが次期CPUの設計変更 [時事]



AMDが、2019年に発売予定の「Zen 2」チップについて、「Spectre」タイプの脆弱性を突く攻撃を防ぐため、設計を変更したと明らかにしました。
IntelもAMDに対抗して、大幅な機能アップとなるはずだった第9世代Core iの発売も遅れると思われます。
(´・ω・`)

「Meltdown」「Spectre」の脆弱性もOS側の対応で防げる問題ではあるのですが、その為にスペックが犠牲にされ、OSの機能を使うベンチマークについては10%弱のスペックダウンとなることをIntelが発表しております。

ブログ_20180113_1.png
(出典 Intel発表 クリックすると拡大します)

スペックへの影響が大きい為に、LinuxやWindowsでもIntelのパッチを無効にできるパッチをリリースしており、対策はユーザー毎で考慮するしかありません。
(´・ω・`)

私の所見ですが、個人で使う場合にはそれほど気にする問題では無いと思っております。
そもそもx86系のCPUはマイコンと呼ばれ、個人で使用するパソコンとして発展してきました。
脆弱性の原因である投機的実行も1995年に導入されたPentium Proからなのですが、その頃はローエンドサーバーに使われることはありましたが、サーバー向けのCPUでは無いのです。
(´・ω・`)

この脆弱性が発表したクラウドサービスを運営する会社にとっては、1台のコンピュータ(サーバ)で複数の仮想機械を実現している為に、他の仮想機械の情報の漏洩が問題なのです。
セキュリティの強化が叫ばれる中でクラウドサービスを運営する会社にとっては致命的ですからね。
(´・ω・`)

さて、しかしCPUが脆弱性に対応してから買い換える方が賢いとは思うのですが・・・(´・ω・`)
それは、まだ1年以上先のようです。
(´・ω・`)







小説(読書感想) ブログランキングへ










nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。