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米国の兵器はぼったくり!?  FMS契約とは? [時事]



日米首脳会談では、日本が米国製の防衛装備品をさらに購入していくことも議題となり、会見でトランプ大統領は「非常に重要なのは、日本が膨大な兵器を追加で買うことだ」と指摘し、安倍首相も会見で「日本の防衛力を質的に、量的に拡充していかなければならない」としました。
今後、追加で米国の兵器を買うことになりそうですね。
しかし最近、その米国の兵器の価格が上がっていることが問題となっています。
(´・ω・`)

価格高騰している理由は、日本政府が米政府から直接、購入するFMS(対外有償軍事援助)という米国独特の売買方式が関係しているのです。
FMSは米国の武器輸出管理法に基づき、①契約価格、納期は見積もりであり、米政府はこれらに拘束されない、②代金は前払い、③米政府は自国の国益により一方的に契約解除できる、という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を提供します。
米国の兵器を購入する側に著しく不利な内容なのですが、高性能の武器が欲しい国は甘んじてFMS方式を受け入れるのです。
世界一の武器輸出大国でもある米国は160カ国以上とFMS契約を結んでおります。
(´・ω・`)

特に日本は最新鋭のF-35や迎撃ミサイルなどを買ってくれる優良顧客です。
トランプ大統領は米国の軍産複合体によい土産ができたことでしょうね。
(´・ω・`)

もちろん、日本も防衛装備移転三原則を制定して、軍事産業の育成に力を注いでおりますが、米国の兵器を買いすぎて、税金の無駄遣いとならないことを祈っております。
(´・ω・`)







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